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「『HUG YOU PROJECT』発足記念発表会」に出席した望月理恵さん
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「『HUG YOU PROJECT』発足記念発表会」に出席した望月理恵さん

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望月理恵:現在52歳 「更年期は言いづらい」 医師・浜中聡子は「誰でもくるもの、つらいと思ったら我慢しないで」

 フリーアナウンサーの望月理恵さんが1月28日、働く女性の医療課題に取り組むフェムテックカンパニー「ファムメディコ」の「『HUG YOU PROJECT』発足記念発表会」でMCを務めた。現在52歳の望月さんは、「私も真っただ中なんじゃないかと思いますが、更年期というワードは言いづらい」と話した。

 同プロジェクトは、女性の「働き続けたい」という思いに寄り添う企業参加型で、女性特有の健康知識の啓蒙や女性に必要な健診受診率向上を目指す。資生堂、富国生命、アダストリアらが参画している。

 発表会では、望月さんをファシリテーターに、参画企業であるMERYの平山彩子さん、C&Rグループの井坂徳雄さん、推進パートナーのクレアージュ東京レディースドッククリニックの医師、浜中聡子さんによるトークセッションを実施。企業が考えるべき、令和の女性健康問題について話した。

 生理痛やPMSなど女性ならではの体の状態については、以前に比べて話しやすくなってはきているが、不妊治療などはプライバシー性が高く、さらに、更年期についても経験した人としか話しづらいという話題に。

 浜中さんは、「今の日本では閉経の年代が少し後ろになってきていますが、一般的に48~52歳で閉経を迎え、その前後数年間は更年期がある。更年期は誰にでもあるし、閉経は女性に誰にとってもくるもの。その前後でもし体調不良があったら、病気ではなく、経年の中での体調の移り変わりです。でも、つらいと思ったら我慢せずにいくらでも治療の方法があるということだけは知っておいていただきたい」と話した。

 続けて、「不妊治療にしろ、更年期にしろ、女性はイレギュラーな状況に合わせなければいけないことが多い。それを社会も受け入れて、お互い言いやすくお互いカバーしやすいっていう環境になるのが一番成熟した社会なんじゃないかなと思います」と語った。

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