2月7日放送の「徹子の部屋」に出演した堺小春さん(左)と堺正章さん=テレビ朝日提供
タレントの堺正章さんと、娘で俳優の小春さんが、2月7日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。正章さんは「パパへ」で始まる手紙をしんみり聞き、昨年開かれた小春さんの結婚式のスピーチなどを語った。
小春さんが手紙を取り出すと、正章さんは「ちょっと待って。やばい? それ?」と慌て、ズボンのポケットからハンカチを取りだした。
「パパへ。何でも器用にこなすスーパーパパも、私たち娘に対しては不器用な一面も持っていて。それでもパパなりの愛情を注いでくれたから、今の私がいると思っています。私たち家族の道のりは決して平坦ではなかったけど、この家族に生まれて幸せです。
まだまだ役者としてパパやおじいちゃんの足元にも及びませんが、いつか花を咲かせることができるように、一歩ずつ着実に努力します。
いつもありがとう。長生きしてね。小春より」
読み上げられた手紙を渡されると、「ありがとうございます。新しい宝物が(できた)」と語った。
小春さんは4年前に結婚。式はコロナ禍を経て昨年行った。正章さんの別荘でのガーデンウエディングで、新郎新婦で踊るファーストダンスを父娘で踊った。
式でスピーチを求めれた正章さんは、離婚して離れて暮らさざるを得なかった子供たちについて、「本当に申し訳ないことをしてしまった」と語ると、小春さんは「私たちにとっては本当に愛情を与えてくれた世界一のパパだよ」と返したという。正章さんは「そのとき謝りました。ごめんなさいって」「父親の威厳は全くなく、ボロボロになってスピーチが終わったというのが現実でございました」と明かした。