初のフォトエッセー「明日へのことば」の刊行記念イベントを開催した中条あやみさん
俳優の中条あやみさんがこのほど、東京都内で、初のフォトエッセー「明日へのことば」(幻冬舎、)の刊行記念イベントを開催し、取材に応じた。バルーン袖がキュートな花柄のティアードワンピースにストラップサンダルを合わせた、春を感じさせる装いだった。
同書は、中条さんの心の内側を伝えていく“リアルな言葉”と共に、九州・阿蘇の壮大な自然の中で撮り下ろした写真を収録。写真家の尾身沙紀さんが撮影した。デビューから14年、28歳の誕生日となる2月4日に発売された。A5判変形、160ページ。1980円。
インタビューで、このタイミングで本を作ってみようと思った理由を聞かれると、中条さんは「インタビューやSNSでつづる言葉を見ていただいた編集の方から、選ぶ言葉が好きと言っていただき、今回、言葉を大切にしたフォトエッセーという形で思いを伝えることができると思いました」と明かした。
衣装やロケなど「自分がこうしたいということを実現させたのは初めてでした」と言い、撮影では「素の自分が出るといいなと思い、5年以上使っているシャツを衣装に取り入れたり、中華街で買ったキラキラで激安の洋服を取り入れたりしました」と振り返った。
「この本を読んで、明日が少しでもいい日だなと気づいていただけるきっかけになったり、明日への切り替えになるといいなと思いました。誰かにこの本を読んでいただき元気になってもらえれば」と思いを明かした。
また、お気に入りの言葉について「失敗したりつまずいたり自分に自信がなくなりそうになったとき自分にかける言葉があると思います。自分を信じて味方になってあげられる人は自分しかいないと思うので、『自分が一番自分を信じて切り替えて明日から頑張ろう』という言葉が好きです」と語った。