イルカ：3年半前に95歳で亡くなった母　最後に父と2人きりの時間を自宅で過ごす「徹子の部屋」で

　歌手のイルカさんが、5月8日午後1時から放送される、黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系、月～金曜午後1時）に出演する。

　イルカさんの母は3年半前に95歳で亡くなった。コロナ禍で両親が別々の病院に入院した時はもう2人は会えないのでは……とヒヤヒヤしたが、病状が好転。母は家に戻ることができ、最後に父と2人きりの時間を作ってあげることができたという。

　現在、サックス奏者の父と息子夫婦、孫4人との8人で暮らしているイルカさん。2007年に亡くなった夫の神部和夫さんは大学時代から一緒に音楽活動をしており、イルカさんがソロデビューした後はプロデューサーとして歌手生活を支えてくれた。その夫は「アーティストはお金に関わってはいけない」という考えの持ち主で、結婚当初からお小遣い制度だったという。

　後に夫が病気で長期入院したことがきっかけで父が会計を担当、90歳で父が入院するまでイルカさんは家計のことがよく分からず、初めて銀行に行ったのは70歳目前だったと話す。