6月6日放送の「徹子の部屋」に出演した前橋汀子さん=テレビ朝日提供
バイオリニストの前橋汀子(ていこ)さんが、6月6日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。父母や妹の思い出などを語った。
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17歳のとき当時のソ連(現ロシア)に渡り、帰国したのは40代だった。ピアニストの妹と一緒にずっと演奏会をしていたが、旅先の急な事故で妹が亡くなった。親交があった黒柳さんがそのころ夜遅くまで起きていたので、前橋さんは「私ひとりでどうしていいか分からない。妹が亡くなった日に、徹子さんに夜中にお電話してしまい。夜中の2時か3時に」と振り返った。
妹は享年53。「私と正反対で、本当によく気が利くし、車の運転もうまいし、お料理も上手だし」「いろんなことでいつも一緒でした。もう26年たちます」「彼女はいつも黒っぽい(ステージ衣装で)目立たないようにした」と妹の思い出を語った。ファッションに強い思い入れがある妹だったので、自分で衣装を作っていたという。
父は東京都立の高校教師、母は専業主婦だった。母は「これからの女性は何か仕事を持って自立をして、というようなことを」言っていたといい、「彼女がやりたかったんだろうと思うんだけど、(女性が仕事を持って自立するのは)なかなか難しい時代でした。そういうことで私に(期待をかけた)」と明かす。
周囲に音楽家は誰もいなかったが、「(母は)本当に厳しかったです。怖かった。少しでもバイオリンの練習をするようにということで」と話した。教師の父には学校を休まないようにと言われた。「両親には感謝しています」
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