トーク番組「ひとえに会いたい 東村アキコのキモノ道・夏至」に出演する小扇さん(左)と東村アキコさん(C)NHK
人気マンガ家の東村アキコさんが、「着物の達人」を訪ねるトーク番組「ひとえに会いたい 東村アキコのキモノ道・夏至」がNHK・Eテレで6月25日午後9時半から放送される。20代から着物を愛好し、現在は着物をテーマにしたマンガも連載する東村さんが私物の着物を着て、京都・祗園の芸妓・小扇(こせん)さんを訪ねる。落語家の柳亭小痴楽(りゅうてい・こちらく)さんが語りを担当する。
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「着物は『季節』と『格』」という考えをもつ東村さんは、「芸妓さんの普段着にこそ、着物の正しい着こなしが見られる」「変わったことをしていないけれど、完璧」と憧れを口に。「この番組で私が身に着ける着物は、すべて私物。なぜかって? 本気だからです!」と意気込んでいる。
番組では、舞妓・芸妓が御用達にする呉服店での着物選びに同行。行きつけの甘味店で季節の菓子や小物の楽しみを教わる。小扇さんが、芸妓として独り立ちして初めて買った思い出の一枚から、着物の大切な教えを得る。
また着物初心者に、東村さん自らコーディネートするコーナーや、着物のミニ知識を得るコーナーも。日本の夏を涼やかに過ごす着物の知恵として雲海や蛍などの柄から感じる涼しさ、仕立ての工夫によって涼感を演出した着物、「2週間しか着られない」という“究極の夏至の一枚”も登場する。
次回は「第2集 秋分編」として、「時代劇の衣裳エキスパート」を訪ねる予定。
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