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トーク番組「徹子の部屋」に出演したスワーダ・アル・ムダファーラさん=テレビ朝日提供
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トーク番組「徹子の部屋」に出演したスワーダ・アル・ムダファーラさん=テレビ朝日提供

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スワーダ・アル・ムダファーラ:オマーン国籍を取得した元日本人女性 「日本人として生まれたからこそ、こういう人生を歩めている」 「徹子の部屋」で

 中東オマーンの国籍を取得した元日本人女性、スワーダ・アル・ムダファーラさんが、8月21日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。4度の結婚・離婚や、オマーンでの活動などを語った。

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 東京生まれ、東京育ちのスワーダさん。高校卒業後、日本の銀行に勤め、日本人と結婚し、娘を出産したが、その後離婚。1979年に文化使節団としてオマーンを訪れ、オマーンの女性に日本の心を教えてほしいと再度招待され、日本とオマーンを行き来することになった。イスラム教に改宗し、オマーンの男性と結婚した。

 1990年にオマーンの子どものために自費で私立学校を設立して校長になった。湾岸戦争の頃で、私立に通わせる人はほとんどおらず、生徒は5人、先生6人でスタートした。現在は生徒850人で、高校まで一貫の名門校になった。

 日本時代も含めると結婚は4回し、離婚を4回経験した。娘はニュージーランドに留学し、ニュージーランドの男性と結婚、2人の息子を産み、幸せに暮らしている。

 スワーダさんは「本当にいろいろなことがあって、死にたいと思ったことも何回もあります。でも、幸せな人生を生きてこられたなと思っています。嫌なことって忘れてしまうので」と笑顔で振り返った。

 さらに「日本人として生まれたからこそ、こういう人生を歩めているんじゃないか」とも話す。「(日本は)教育が良かったし、どんなことがあっても進んでいけるパワーというのは、教育の中にあったように思っています」と自身の考えを述べた。「これからも両国のためにオマーンを宣伝し、日本の方には元気になっていただきたいと思っています」と意気込んだ。

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