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俳優の二階堂ふみさんがこのほど、東京都内で行われた、広瀬すずさん主演の映画「遠い山なみの光」(石川慶監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。シックな色合いのノースリーブワンピースに黒のサンダルを合わせて、すらりとした二の腕を披露した。
ゆるく巻いたロングヘアの片方を耳にかけ、アクセサリーはフープイヤリングだけというシンプルかつエレガントな装いだった。
映画は、ノーベル文学賞作家であるカズオ・イシグロさんの同名小説が原作。1950年代の長崎と1980年代の英国を舞台に、原爆を体験した悦子(広瀬さん)が抱える記憶の秘密に迫るヒューマンミステリー。5月に仏カンヌで開催された「第78回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門に出品された。
舞台あいさつには、広瀬さん、吉田羊さん、石川監督も出席したほか、映画で二階堂さんが演じた佐和子の娘・万里子役の鈴木碧桜(みお)さんが花束贈呈のプレゼンターとして登場した。