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吉田恵里香:「今ここで書くことに意味がある」 「虎に翼」や「恋せぬふたり」の脚本家で5歳の息子の母 「情熱大陸」出演

 脚本家で小説家の吉田恵里香さんが、11月23日午後11時放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系)に登場する。37歳。NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」では、主人公が視聴者の共感を呼んだ。2022年にNHKの夜ドラで放送されたドラマ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を当時最年少の34歳で受賞した。

 また、テレビアニメ「前橋ウィッチーズ」ではルッキズムやヤングケアラーといった社会問題に切り込んだ。「エンターテインメントだからといって、社会と繋がっていないという発想は違うと思う」と言う。

 常に10本以上の企画を抱える傍ら、8年ぶりのオリジナル小説の執筆にも挑む。テーマはここでも「生きづらさ」。思うように筆が進まず、「脚本とは使う脳みそが違って」とこぼすこともある。

 今年から母校の日本大学で講師を務める。「もっとオラついて、自信過剰な学生がいてもいい。今の社会、確かにそれだと生きづらい。でも、このままでいいのかなとは思ってしまう」。5歳の息子の母として、育児にも追われる。「吉田の書くものは気に食わない、だけど寄り添おうとした努力は認めてやる、と思ってもらえるレベルまで持っていきたい」と語る。予告動画には、「賛否がわくなと思っても、今ここで書くことに意味がある」と語る様子などが映し出されている。

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