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俳優の中井貴一さん(64)が、2月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。還暦を迎えたときの心境や、高倉健さんの理解に涙が止まらなかった経験などを語った。
50歳になる時はそれ以前とあまり変わらなかった。60歳になった時、何となく自分の終着点が見えたという。
「今までずっと登りで来たものが、頂上近くなってきて、降り口が見えてくるという感じはありました」「自分の人生が制限なく、まだいつどうなるか分からないという時よりも、先が見えてきた時の方が逆に楽しめるというか、そういう気持ちになってきました」と語った。
高倉健さんと映画で初めて共演したのは40歳の頃だった。敵役だったので現場では一切口を利かなかったが、「終わってから茶を飲もうと誘っていただいて、その時に初めてプライベートでゆっくりお話をさせていただいた」と振り返った。
コーヒーを飲みながら、「大変だったろ」と言われたという。「何がですか」と聞くと高倉さんは「俺はずっと見ていたけど、(中井さんが)2歳半で父親(で俳優の中井寛一さん)を亡くして、2世だとか育ちがいいとかそういう風に思われただろうけど、お父さんが38(歳)で(亡くなった時に)俳優で蓄財できるわけないんだ。だから苦労したろ」と声をかけてくれた。
中井さん自身はデビュー以来、“お坊ちゃん”という趣旨の言われ方にずっと違和感があった。「そんなふうに育ってきてなかったものですから」と“お坊ちゃん育ちではないとし。「高倉さんが、ひと言も(自身の違和感などを)言わないのに、そう言ってくださったので、涙が止まらなかった。自分の抱えてきたものを一瞬で理解してくれる人がいると思わせてくれたのはすごくうれしかった」と感謝した。
番組は50周年を迎えた。プールで浮く姿をYouTubeチャンネルなどで見せている黒柳さんに中井さんは「ふっと浮く感じで、ほわっと(番組の)60周年を目指して頑張っていただきたいと思います」とエール。
「徹子さんが言うから何度もプールでトライしたんですけど、ゆっくり沈んでいくだけですからね」と明かし、「いつかは僕も浮きながら『徹子の部屋』に出られるように。でもその前に一度、浮いてらっしゃる徹子さんを生で拝見したいと思います。この次はプールでお会いしたいと思います」と笑顔を見せた。