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芸能活動20周年を迎えて発売した写真集「Beste(ベステ)」(講談社)が紙版・電子版合わせて累計6万部を突破したことで話題の前田敦子さん。「この努力をずっと続けることはできない」と語るほどストイックに体づくりに励み、大胆な露出にも挑んだ。オーストリア・ウィーンで撮影した写真集を機に、「ランジェリーの奥深さを知った」という前田さんに話を聞いた。
◇女性にポジティブなものを受け取ってもらえたら
「撮影に向けてかなり時間をかけて体づくりをして、自分を磨くっていいことだなと感じました。だから女性には、こういうパーツの部分をまねしたいなとか、自分を磨くことのよさとか、ポジティブなものを受け取ってもらえたらうれしいです」と思いを語る。
目指したのは「プリッとした女性らしさを残しつつ、締まった体」で男性にも女性にも魅力的だと思ってもらえるようにと考えた。しかし、「それが一番難しいことなんだ」と実感したという。
「体重を落とすだけなら私の体質的には比較的、簡単なことなんです。でも『触れたいな』と想像をかき立てるものにしたかったので、食生活の管理やトレーニングに取り組みました。個人的にはピラティスが女性らしい体づくりに向いていると感じました」
2024年の冬から写真集の準備を始め、製作が本格化した2025年7月から体づくりも本格的にスタート。特に撮影前の1カ月は「あらゆることをやった」と自負するほど自分を追い込んだ。食事制限をし、ピラティスには週3回通って背中とお尻を鍛えた。
「試合前のボクサーみたいな気持ちでしたし、『最後の花嫁姿を見せるんだ』『あと1カ月頑張ったら、もうこんなに頑張らなくていいんだ』と思って頑張りました。自分の限界に挑戦したかったし、ここまで頑張れるんだって思えるところまでやり切りたかった。それをこの写真集を機に試してみたんです」
◇“なにを見せたいか”で着るランジェリーが変わる
理想の体に近づくために体を整えると「ランジェリーが着たくなる」と前田さん。
「今回、すごく楽しくランジェリーの撮影ができたんです。すてきなランジェリーをたくさん探してもらいましたし、ウィーンのランジェリーショップへ行ったのも楽しかったですね。試着をして、女性スタッフとみんなで選んで。ランジェリーには“一点もの”もたくさんあって、今回は特にそういった特別な一着をたくさん着ました」とにっこり。
そして、「ランジェリーって奥深いなと思いました。本当に出合いなんです」とウィーンでの出来事を振り返った。
「イメージするピンク色のランジェリーがどうしても見つからなくて、たくさん探したんです。そして出合ったのが少しだけ深いピンク色で、可愛すぎないシンプルなデザインの一枚。それを着ると女性らしい体に見えて。ほかの写真とは違う時期に撮ったのかなと感じるぐらい、体の見え方がまったく違って。本当に不思議でした。
サイズや色、形をはじめ、紐(ひも)の位置によって肩幅の見え方も違う。自分の体の“なにを見せたいか”によって選ぶランジェリーも違ってくるんだなと勉強になりました。着こなしの参考にしてもらえたらうれしいです」
◇たっぷり時間をかけた こんなことは後にも先にも最後
今回の写真集は「たっぷり時間をかけて作った一冊」と自信を見せる。
「準備にも、撮影にも時間をかけましたし、もっといい雰囲気の写真の色になったらいいなと思って、印刷する直前の状態もすべて確認しました。これまで雑誌で1~2ページ、仕上がりを確認したことはありましたが、今回は一冊分。こんなことは、もう後にも先にも最後だろうと思います。ゆっくり見てもらえたら、じっくり見てもらいたいなというのが私の願いです」
*……「Beste」は、前田さんが芸能活動20周年を機に発売した14年ぶりの写真集。紙版と電子版があり、電子版には特典カットも収録されている。3300円。