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歌舞伎俳優の八代目尾上菊五郎さんが、6月1日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。菊之助を襲名した息子との過ごし方などを語った。
学生時代に祖父の尾上梅幸さんから菊之助を継がないかと言われた時、当時は学生生活が主だったため、菊之助という大きな名前を継ぐ自信がなく、「少し先送りにしてもいいですか」と伝えた。祖父はその後具合が悪くなり、菊之助襲名の前に亡くなった。「私にとって悔やまれることでございました」と振り返った。
息子が祖父の七代目菊五郎に、菊之助の襲名をしないかと言われた時は「私の思いを正直に倅(せがれ)に伝えました」。「いくら稽古を積んでも(襲名の)機会が巡ってくるのはその時でしかないから、(襲名して)一生懸命稽古して頑張らないか」と話したのが、息子が襲名を決断した大きな要因になった。
12歳、10歳、8歳と3人の子どもがいる。「倅といる時間が稽古も含めて長くなる」「一緒に食事をしたりとか、 2人でいる時間を過ごしたいといつも(息子が)言うんです」と話す。温泉に行ったり、襲名のご褒美で息子の好きなMrs. GREEN APPLEの札幌ライブに公演の合間に行ったりした。
息子の同級生が襲名披露を見に来てくれた。当時小学6年で、クラスのほとんどの同級生が歌舞伎座の3階席に来て、「弁天を見てくれた」。襲名期間中、息子は学校にほとんど行けなかったが、みんなが手紙を書いてくれた。「お手紙が励みになりまして、去年1年間の襲名を乗り越えることができた」「応援しているとか頑張ってなどと書いてくれたみたいで、心の支えになった」と話した。
「芸のことになると、彼に対して厳しくなってしまって。なるべく芸の時とプライベートの時のリラックスできる時間を使い分けることや精神的なケアも」しているという。「ふだんから芸の話になってしまうので、一緒にゲームをしたりライブに行ったり、気分転換をして、切り替えて」いると明かした。