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市川実日子:猫の方が演技が上手? 母役・倍賞千恵子のジョークに爆笑

 女優の市川実日子さんがこのほど、東京都内で行われた映画「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」(小林聖太郎監督、5月10日公開)の完成披露試写会に倍賞千恵子さん、藤竜也さんらとともに出席した。劇中で倍賞さんと藤さんの娘役を演じた市川さんが、初めての顔合わせの際に「(チビ役の)猫のりんごちゃんが倍賞さんの腕の中で寝ていた。そのおかげで和んだ」と振り返ると、倍賞さんは「とても演技派の猫で、犬のようにお座りもする。テストではうまくいかなくても、本番になると一発OK。娘(市川さん)よりも演技が上手でした」とジョークを飛ばし、市川さんを爆笑させた。

 また市川さんが藤さんについて「亭主関白で仏頂面という、娘からしたらイヤなお父さん役だけれど、藤さん自身はとてもチャーミングな方」と紹介すると、藤さんは「あなた(市川さん)は笑いっぱなし。『わはは!』って現場のムードメーカーだった」と撮影時の様子を明かした。さらに倍賞さんも「箸が転んでも笑うという以前の問題。朝から笑いながら現場入りする。とても明るくてパワフルな娘です」と話し、仲のよい姿を見せていた。

 同作は、マンガ誌「増刊フラワーズ」(小学館)に掲載された西炯子(けいこ)さんの人気マンガ「お父さん、チビがいなくなりました」が原作。長年連れ添った老夫婦の秘めた思いと愛を描いた作品。老夫婦を倍賞さんと藤さんが演じ、市川さんは娘の菜穂子を演じた。

 イベントには、劇中で「ペット探偵」と「韓流スター」の一人二役を務める佐藤流司さん、近所に住む青年役の小林且弥さん、小林監督、黒猫のチビ役の「りんご」も出席した。

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