株式会社Kids Public地理的な制約を超え、24時間365日、産婦人科医・助産師・小児科医とつながる安心を離島に暮らす方々に提供します

この度、株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)は沖縄県八重山郡与那国町(町長:上地常夫)と連携し、同社が運営する『産婦人科・小児科オンライン』を2026年4月1日より与那国町の住民向けサービスとして提供開始いたしました。
与那国町には2025年6月1日より本サービスをトライアルで導入いただいており、住民の皆さまにお使いいただいた結果、この度の本導入となりました。ご家庭のスマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作ることで、安心して妊娠、出産、子育てができるよう支援を行ってまいります。
沖縄県与那国町では「島の宝である子どもを皆で守る」を掲げ、離島特有の困難に寄り添った地域医療・母子保健施策を展開されています。町内唯一の医療機関である診療所と連携し、月に一度の産婦人科専門医による専門診療の実施や、島外(石垣島等)での妊婦健診・出産に伴う航空運賃および宿泊費の公費助成など、経済的・物理的負担を軽減するための独自の支援策を講じていらっしゃいます。また、保健師によるきめ細やかな家庭訪問や、母子健康手帳交付時からの「伴走型相談支援」を通じ、孤立を防ぐ取り組みに尽力されています。
しかしながら、町内には小児科専門医が常駐しておらず、産婦人科の専門診療も限られた機会であることが課題となっています。特に妊婦健診が2週に一度となる妊娠後期以降は、飛行機を利用して島外へ通院する必要があり、急な体調変化や夜間の不安に対し、物理的な距離が不安感を増幅させる可能性もありました。
こうした中、既存の施策や対面支援をさらに強化し、地理的な制約をデジタル技術で解消するために、与那国町では2025年6月より、『産婦人科・小児科オンライン』によるオンライン相談提供の試行的な取り組みを行っていただきました。そしてこの度、住民の皆さまにお使いいただいた結果、2026年4月より本サービスを本格的に導入いただいております。
本サービスは、スマートフォンなどを通じて産婦人科医・助産師・小児科医にリアルタイムで相談できる環境を整えることで、従来の行政サービス等の体制を24時間体制で補完するものです。特に、移動が困難な時期の妊産婦の方や、夜間に子どもの症状に悩む保護者の方々に対し、島にいながらにして専門家とつながる「安心のセーフティネット」を構築することを目的としています。
トライアル期間中に本サービスをご利用いただいた町民の皆様からは、「夜間でも返事が来たのでありがたかった」「専門家と繋がっている事自体が安心材料になっている」といったお声も寄せられました。
また、「本サービスの無料提供がある状況であれば、住んでいる自治体の妊娠、出産、子育て支援への印象はどう変化しますか?」という質問に対し、回答いただいた方の約9割が「自治体の支援への印象がよくなる」と回答されました。
2026年4月からの本導入により、ご家庭のスマートフォンから専門医に気軽にアクセスできる環境を、オンライン相談で恒常的に提供してまいります。「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」の実現を目指す与那国町における妊娠・出産・子育てのサポートをより一層充実させ、離島であっても「安心して子どもを産み育てられるまち」の実現に貢献してまいります。
与那国町は、那覇から空路で約1時間半、石垣島から約30分の場所に位置する、日本最西端の国境の島です。ダイナミックな自然景観や「与那国馬」などの貴重な固有種、そして独自の言語や伝統文化が今なお息づいています。「笑顔で健やかに住み続けられる自然・暮らし・歴史文化が調和する島」の実現に向け、島の個性を活かした自立的で持続可能なまちづくりを推進されています。
同町は、専門医の不在や島外受診といった地理的な制約を乗り越えるため、医療・保健サービスをハード・ソフト両面から時代に合わせて充実させることに尽力されています。離島という環境下でも決して孤立させない「寄り添う支援」を重視し、かけがえのない宝である子どもたちとそのご家族が、将来にわたって希望を持って暮らせる環境づくりに真摯に取り組んでいらっしゃいます。

雄大な島の自然と与那国馬
沖縄県与那国町にお住まいの方は、オンライン上で小児科医、産婦人科医、助産師に無料で相談することができます。また、男性(夫、パートナー)が女性の心身について相談することも可能です。
◯いつでも相談:毎日24時間
ウェブサイトのフォームからメッセージが送れる一問一答形式の相談。原則24時間以内に医師・助産師よりテキストで回答を送付します。
◯夜間相談:平日18時~22時
10分間の予約制で、産婦人科・小児科の医療者に相談できます。LINEチャットや動画通話に対応しており、相談開始の15分前まで予約が可能です。
◯日中助産師相談:平日13~17時
予約なしで助産師とLINEのメッセージチャットが可能。時間を気にせず、じっくり相談ができます。
◯みんなの相談検索
医師・助産師が作成した信頼性の高い相談事例を掲載。過去の相談から、自分の悩みに似ている相談を検索できます。
2015年に小児科医である橋本直也が設立。2016年5月オンライン遠隔健康医療相談事業として『小児科オンライン』を開始しました。2017年には産婦人科医の重見大介が参画し、翌年『産婦人科オンライン』を開始、2023年『日中助産師相談』の運営を開始しました。累計相談件数は30万件以上にのぼり、250名以上の小児科医・産婦人科医・助産師に、オンライン上から相談できる体制を構築している点が特長です。24時間365日いつでも医療者にテキストで相談できる『いつでも相談』や医療者に10分間ビデオ通話などで相談できる『夜間相談』の他、4万件以上の相談事例と医師・助産師が作成した回答を検索できる『みんなの相談検索』など多岐にわたる相談窓口を展開。自治体への導入実績は230以上あり、オンライン相談による実証実験や効果検証・研究にも注力しています。ICTを活用して妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援に取り組み、誰もが成育過程を健やかに過ごせる社会の実現に貢献しています。
【会社概要】
会社名:株式会社Kids Public
所在地:東京都千代田区神田美土代町11−8 SK美土代町ビル5階
代表者:橋本直也
設立:2015年
従業員数:35名(2025年12月現在)
所属医療者数:267名(2025年12月現在)
URL:
https://kids-public.co.jp/
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報 春山・村上
TEL:050-1732-0536
Email:pr@kids-public.co.jp
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