株式会社双葉社
受賞作掲載誌「小説推理」2025年1月号
その年に発表されたミステリーの中で最も優れていたものに与えられる文学賞、第79回日本推理作家協会賞の短編部門に、松樹凛さんの「ぼくらが夕闇を埋めた場所」(「小説推理」2025年1月号)が選ばれました。
受賞作を表題とした『ぼくらが夕闇を埋めた場所』は、2026年9月に双葉社から単行本として刊行されます。
この町で過ごす最後の日、ぼくはクラスメイトの星野さんに〈水なし沼〉に呼び出された。「穴を掘ってほしいの」と彼女は言うけれど、どうして穴で、なんでぼくなのか。
「わたしが東くんを今日ここに呼び出した理由」をめぐって、ぼくと星野さんのゲームがスタートする。
長編および連作短編集部門
『百年の時効』伏尾美紀(幻冬舎)
短編部門
「ぼくらが夕闇を埋めた場所」松樹凛(小説推理2025年1月号)
評論・研究部門
『青ひげ夫人と秘密の部屋 「見たな」の文学史』千野帽子(光文社)
翻訳部門
『世界の終わりの最後の殺人』スチュアート・タートン 著 三角和代 訳(文藝春秋)
松樹凛(まつき・りん)
1990年生まれ。慶應義塾大学卒業。2020年〈飛ぶ教室〉第51回作品募集に佳作入選。21年に「ペンを取ってくれませんか?」で第8回日経星新一賞優秀賞受賞。同年「射手座の香る夏」で第12回創元SF短編賞を受賞し、24年に受賞作を表題にした短編集を刊行。
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