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NEW MUSEUM【ニューヨーク】で開催されるアート・デザイン・テクノロジーのアニュアル・フェスティバル「DEMO 2026」にRediscover projectが参加

CACL

https://www.newmuseum.org/

NEW MUSEUM付属機関であるNEW INC主催のアート・デザイン・テクノロジーのアニュアル・フェスティバル「DEMO 2026」に、株式会社CACLが率いるRediscovery Projectが参加いたします。「From Fragment to Form」(開催期間:2026年6月3日―6月10日)と題されたSHOWCASESプログラムにて、他5人の選出アーティストと共に期間中作品が展示されます。

断絶と回復 - 「From Fragment to Form」展の概要
アート・教育・実践の領域を横断する日本の5つの組織による共同体「Geidai Project」が編成する本展では、「断絶」と「回復」をテーマに制作に取り組む日本のアーティストが紹介されます。NEW MUSEUMにて開催中の企画展「New Humans: Memories of the Future」(開催期間:2026年3月21日~)と呼応し、既存の価値観とは異なる未来像の考察を含め、それらがいかに断片、記憶、変容といったキーワードを通じて想像され得るかを提示する試みです。その背景には、戦争・災害の度に立ち上がり、壊れた傷を受け入れ、破壊の痕跡を新たな価値へと変えてきた日本の長い歴史があります。

陶片をつないで ― Rediscover projectの展示作品紹介とその試みについて
Rediscover projectは、規格外の陶器片と、それらを金継ぎ技法によって再構成した数点の器、および和紙と陶器片を用いた平面表現を展示します。展示される規格外のかけらには、2024年1月1日に起こった、能登半島地震の際の白磁の破片も混在しています。






手漉き和紙に陶片を組み込んだ平面作品は、和紙原料に三椏(みつまた)を用いており、あえて繊維の形を残した仕上がりが特徴的です。



本展では、素材となる陶片の展示とあわせて、それらを漆で継いだ後、赤や黄などのカラフルな色で彩色し、再構成した器を5点展示します。海外でも修復の文脈で有名となったKintsugi=金継ぎは、金以外にも様々な色彩で仕上げることが可能であり、漆で継ぐ(漆継ぎ)、その広がりや多様性、表現の可能性を共に提示します。元の状態に戻すのではなく、異なる陶片を全く新しく組み直すRediscover projectの試みを、単なる修復という意味合いを超えた、断片を新たな関係性へと組み替える創造的実践として描き出します。





また、本展では、規格外の陶片に日々向き合うメンバーの姿をおさめたドキュメンタリもあわせて展示します。Rediscover projectは一人の「アーティスト」が率いているわけではありません。構成メンバーがそれぞれ知恵と技術を持ち寄り、対話を重ねながら最終的にかけらをつないでいく、そのプロセスそのものを、現地訪問客の皆様と共有することができればと思っています。

わたしたちは、それぞれがFragmentであり、だからこそつなぐことができる。

本展を通じ、Rediscover projectの掲げるビジョンが、いまとは違う、オルタナティブな未来への視点を共有する契機となることを願います。

展覧会概要
Geidai Project presents「From Fragment to Form」
(「DEMO2026」【SHOWCASES】プログラム)
展示期間:2026年6月3日―6月10日
展示公式サイト:https://www.demofestival.org/showcases/geidai-project
会場:NEW MUSEUM
   235 Bowery
   New York, NY 10002
料金:一日券25 USドルから。詳しくは公式サイトをご覧ください。
DEMO2026公式サイト:https://www.demofestival.org/

NEW INC / DEMOフェスティバル概要
NEW INCとは、NEW MUSEUMを母体とする美術館発のアート・デザイン・テクノロジーのインキュベーションプログラム。「DEMO」は、毎年6月に開催される、NEW INCの支援する実践者たちの発表の場であり、招聘アーティストによる展示も実施。本年度「DEMO2026」は、増築によって拡張され、NEW INCの常設拠点となったNEW MUSEUM全体を使って開催される初めての回。

NEW MUSEUM概要
1977年、ニューヨークにて設立された現代アートを専門とする美術館。まだ制度化されていない新しい表現の追求を掲げ、メディア、テクノロジー、アートを横断する実験的実践を取り扱う。2026年3月21日に一般公開された増築部分の設計は、重松象平 と レム・コールハース によるOMA。本館の設計建築(2007年リニューアル)は、SANAA(妹島和世+西沢立衛)。
NEW MUSEUM 公式サイト:https://www.newmuseum.org/

CACLについて





株式会社CACLは九谷焼がさかんな石川県能美市に拠点を置く企業です。伝統工芸を継承する人手の不足と、障がいのある人の働く選択肢の狭さや低賃金という2つの課題を掛け合わせ、解決するための事業を展開。これまで、陶磁器片をつなぎ合わせたアートピースやプロダクトの制作を行ってまいりました。2024年の能登半島地震をきっかけに「Stand with NOTO」プロジェクトを立ち上げ、復興支援の一環として、輪島塗の職人の仮設工房の設置と仕事創出に取り組んだのち、九谷焼の陶磁器片に珠洲焼片や輪島塗の技術などを加えて、より進化したアートプロジェクト「Rediscover project」も始動。能登半島地震で破損した陶磁器片からアート作品をつくり、金沢21世紀美術館「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」に出展いたしました。

2025年7月には廃棄される可能性のある伝統工芸品や規格外のものの新しい価値を再定義すべく、陶磁器片などを用いたプロダクトやマテリアルの探求・制作をするための実験的なブランドとして「KAKERA」を設立。パルファム ジバンシイとのコラボレーションを実施したほか、LIXIL、永山祐子建築設計との3社で能登の伝統的風景を未来へと継承していく共同プロジェクトを発足しています。

今年4月25日には、NHK BS 「美の壺 スペシャル 20周年記念」において、CACLの取り組みをご紹介いただきました。番組では、2024年1月1日の能登半島地震で預かり得た、およそ5トンもの陶器片を保管する倉庫内で、様々な窯元から届いたかけらを選ぶ様子も放映され、ロバート キャンベル氏の案内のもと、作品制作の過程をより広く周知していただく貴重な機会となりました。

社名:株式会社CACL
公式サイト:https://cacl.jp/
所在地:〒923-1245 石川県能美市辰口町リ56番地
代表者:奥山純一
設立:令和5年6月1日
Tel:0761-48-8004
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