三菱地所株式会社開催期間:2026年5月25日(月)~6月21日(日)開催場所:行幸地下ギャラリー
行幸地下ギャラリーを中心に、若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会
「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI(アートアワードトーキョー丸の内)2026」(以下、AATM)が5月25日(月)にスタートいたしました。
AATMは20回目の開催を迎え、今年も
全国18校からノミネートされた200点の作品より、厳選した20作品を展示。開幕日の5月25日(月)には、20作品の中からグランプリ、審査員賞など各賞を決定・発表し、表彰式を行いました。

各受賞者含め参加した20名のアーティスト

アートアワードトーキョー丸の内 2026 展示風景
グランプリはタツル ハタヤマさん(東京藝術大学大学院)が受賞し、表彰状の授与と副賞として三菱一号館美術館 Espace 1894での展示(2027年3月頃予定)の機会に加え、賞金が贈呈されました。

グランプリを受賞したタツル ハタヤマさん(左 三菱地所 執行役員 榑林康治、右 審査員 木村絵里子)

アートアワードトーキョー丸の内 2026 グランプリ受賞作品 タツル ハタヤマ 「蝶の神話」
受賞したハタヤマさんは、「世界で起きている戦争や差別に対し、日常の中で何ができるのかを考えながら制作した」とコメント。「自分の10分間の帰り道こそ、人生や世界が凝縮された場所だと思った」と語り、連帯への思いも表現しました。
審査員の木村絵理子氏(弘前れんが倉庫美術館 館長)は、「帰り道」という個人的な体験から出発しながら、地図、歴史、国際情勢、土地の記憶などを壮大なイマジネーションへと展開している点を高く評価。「2026年という時代を、自分の身体感覚から描き出そうとしている」と講評しました。
各賞の受賞者は下記の通りです。

表彰された作品を含む20作品は、6月21日(日)まで行幸地下ギャラリーに展示されています。
参加作家の作品など詳細は下記よりご覧いただけます。ぜひ会場へお立ち寄りください。
https://www.marunouchi.com/pickup/event/9604/
また、期間中はAATM初回参加作家で、現在も活躍中の作家による特別展
「AATM2026 サテライト展」を三菱一号館美術館 Espace 1894にて開催しています。
丸の内は今後も、文化・芸術の発信地としてアートとの出会いの場を創り出し、次世代を担うアーティスト達の可能性を広げていきます。
<開催日程>2026年5月25日(月)~6月21日(日)11:00~20:00
※最終日のみ18:00まで。
※観覧可能時間は変更になる場合がございます。
<展示会場>行幸地下ギャラリー
<入場>無料
<主催>三菱地所株式会社
<協賛>株式会社大林組、公益財団法人アイスタイル芸術文化財団、
一般財団法人川村文化芸術振興財団、大和証券グループ、
能美防災株式会社、丸の内熱供給株式会社
<後援>三菱一号館美術館/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
<Webサイト>
https://www.marunouchi.com/pickup/event/9604/
●行幸地下ギャラリー

JR 東京駅地下道、直結、丸ノ内線の改札を出てすぐ。
東京駅前、「丸ビル」と「新丸ビル」をつなぐ地下通路のギャラリースペースです。
【審査員】
今村有策氏(元東京藝術大学 副学長)
木村絵理子氏(弘前れんが倉庫美術館 館長)
後藤繁雄氏(編集者、クリエイティブディレクター、京都芸術大学 名誉教授)
小山登美夫氏(小山登美夫ギャラリー 代表、日本現代美術商協会 顧問)
建畠晢氏(多摩美術大学 名誉教授)
藪前知子氏(東京都現代美術館 学芸員)
小牟田悠介氏(アーティスト、AATM2007出品作家)
池田祐子氏(三菱一号館美術館 館長)
AATM初回参加作家で、現在も活躍中の作家による特別展を開催いたします。※入場無料
<日時>2026年5月25日(月)~6月21日(日)10:00~18:00、休室:月曜(5月25日は開室)、6月12日(金)
<会場>三菱一号館美術館 Espace 1894
<出展アーティスト>
小牟田悠介
1983年大阪府生まれ。2007年京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科卒業、2009年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。
二次元と三次元を行き来しながら、次元を超えた空間や時間の広がりをも織り込むような作品世界を探求する現代美術作家。近年は、空間や場所との関係性による作品の在り方にも関心を広げ、ベネッセアートサイト直島「家プロジェクト」I邸(2014年、犬島、岡山)でのインスタレーション作品をはじめ、「GENBI SHINKANSEN (現美新幹線)」(2016-20年、上越新幹線臨時列車「とき」12号車内)、陸前高田市でのプロジェクト等に積極的に取り組む。主な展覧会に、2021年個展「新しい天体」(SCAI THE BATHHOUSE、東京)、2020年「SCAI 30th Anniversary Exhibition:アースライト―SFによる抽象の試み」(駒込倉庫、東京)、2019年個展「space | aspec」(PARCEL、東京)、2016年「Linesof Flight」(Gallery EXIT、香港)、2016年「瀬戸内国際芸術祭2016」(「家プロジェクト」I邸、犬島、岡山)、2015-16年「Breaking through tothe actual via the imagination: Long museum collection show concept by Yukohasegawa」(龍美術館、上海)、など。
谷澤紗和子
2007年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻(油画)
修了、京都市立芸術大学准教授。
「妄想力の解放」や「女性像」をテーマにした作品を制作する。ジェンダーへの関心を元に、女性表現者に対する固定的な評価を問い直す。インスタレーション、作陶、切り紙、絵画など、いくつかの表現手法を横
断、交差させながら、作品制作を行う。小説家やアーティストとの共同制作にも取り組んでいる。
主な展覧会に東アジア文化都市2017京都アジア回廊現代美術展(二条城)2017年、高松コンテンポラリーアートアニュアルnol.05(高松市美術館)2016年、化け物展(青森県立美術館)2015年などがある。
抜水摩耶
1982年京都府生まれ東京都在住。京都芸術大学(旧京都造形芸術大学) 芸術学部情報デザイン学科卒業、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学) 大学院芸術研究科芸術表現専攻修了。
2012年より東京に活動の拠点を移す。大学時代より田名網敬一に師事。幼少期より多大な影響を受けた漫画カルチャーをもとに、無限に存在する主人公を肯定的に表現。ポップで描き込まれた作風が特徴で、幽霊の様にその場に残り続ける痕跡や物語をエネルギーに満ちた世界観で描く。国内外で作品発表を重ねる傍ら、アートフェアの参加や、私立恵比寿中学、マカロニえんぴつのCDジャケットのアートワークなど幅広く活動している。近年の主な個展に、「STRANGE STRANGERS」(OIL by 美術手帖ギャラリー、東京、2025)など。
安田悠
1982年香川県生まれ。2007年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。
初期作品で見られた日常の景観や具象的に描かれた風景は徐々に抽象度を増していき、陽炎のような色彩の集合体でありながら何処ともいえない風景が広がる安田特有のスタイルが確立されてきた。作家活動開始当初から心象風景や幻想的と形容されてきたその世界は、ある特定のイメージを描き出すというよりは、絵具が生み出していく偶然性と必然性に独自の感性で向き合うことで現れてきている。とくに近年は、色彩や色の形態を探求する形で制作が始まり、その結果として作品としてなりえる瞬間を探るように制作が進められている。これまでの展示に「VOCA展2008」(上野の森美術館、東京、2008年)、「Art in an Office」(豊田市美術館、愛知、2011年)、「横浜美術館コレクション光をめぐる表現」(横浜美術館、横浜、2012年)など。近年は、虎ノ門ヒルズレジデンスのパブリックワークを手がけるなど活動の幅を広げてきている。
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