一般財団法人ルビ財団社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する「ルビフル」な社会づくりを目指す一般財団法人ルビ財団(所在地:東京都港区、代表理事:伊藤豊、以下ルビ財団)は、2026年6月2日「ルビの日」を記念して、「ルビフル大賞2026」の受賞作品および「ルビ朋賞2026」の受賞者を発表いたしました。
※6月2日は「ル(6)ビ(2)」の語呂合わせから「ルビの日」として制定されています。
◆ルビフル大賞とは
ルビフル大賞は、「ルビ(ふりがな)があるからこそ届いた一冊」を称える賞です。
本を読むうえでの難しさは、内容そのものだけでなく「漢字が読めない」ことにもあります。ルビはその壁を取り除き、より多くの人に読書の機会をひらきます。
本賞では、ルビが多く振られていることで「読める人」の広がりを生み出している本に光を当てます。
◆選定基準
前年度に刊行・販売された本の中から、以下の基準に基づいて選定
・通常、ルビが振られないような内容にも関わらず、全編にルビが多めに振られていること
・著者や編集者の強い意思が感じられること
・読者からも高い評価を得ていること
- こども冠婚葬祭 親子で学ぶ日本の伝統行事と儀式の作法(一条真也/株式会社昭文社)
- 最新研究で迫る 生き物の生態図鑑(きのしたちひろ/株式会社エクスナレッジ)
- 下積み図鑑: すごい人は無名のとき何をしていたのか?(真山知幸/有限会社笠間書院)
- ニャートン ネコの科学(株式会社ニュートンプレス)
- 忍者の技術解剖図鑑(習志野青龍窟/株式会社エクスナレッジ)
- ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑(小島洋祐/小豆だるま/株式会社金の星社)
- ポケモン生態図鑑(株式会社ポケモン/株式会社小学館/きのしたちひろ/)
- 漫画 きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」(田内学/吉岡味二番/株式会社Gakken)
- みんなの「読める」をデザインしたい わたしは書体デザイナー(高田裕美/株式会社Gakken)
- 和のなるほど図鑑(みっけ/株式会社インプレス)
▼全10作品の選定理由は下記に記載しています
https://rubyful.rubizaidan.jp/rubyfullaward2026_award

『ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』小島洋祐・小豆だるま/金の星社<選定理由>
子どもたちがこれっていけないことなの?悪いこと?と思うようなケースを取り上げて、本格的な法律の名称に照らしてどんな法律に関わる犯罪にあたるのかを解説する弁護士監修の本です。法律の仕組みや社会のルールを守ることの大切さを楽しく学べる本です。子どもに限らずに、子どもと接する機会の多い大人や親世代にとっても学びになる本です。

『みんなの「読める」をデザインしたい わたしは書体デザイナー』高田裕美/Gakken<選定理由>
何と言ってもUDデジタル教科書体の美しさ!誰もが読みやすい書体をつくるという仕事をされた著者の熱意に触れて、自分の中にある好きから生まれる挑戦の尊さを知ることができます。そして、この本自体がバリアフリーでありユニバーサルデザインを意識して、UDデジタル教科書体のフォントで総ルビで作られており、本当に読みやすいデザインになっていて感動します。

『最新研究で迫る 生き物の生態図鑑』きのしたちひろ/エクスナレッジ<選定理由>
博士号を持つイラストレータによる科学論文に基づいた生き物の生態をすべて手書きで図解した力作です。大人が読んでも楽しい本格派ですが、子どもも興味を持つだろう切り口が豊富。生き物との接点が減りがちな都会人こそ、さまざまな生き物について楽しく知り、同じ生態系に生きるもの同士であるという認識を持てたら素敵なことだなと思います。手書きかつ総ルビの力作に拍手。

『下積み図鑑: すごい人は無名のとき何をしていたのか? 』真山知幸/笠間書院<選定理由>
子どもも大人も楽しめる、偉人伝を下積みという切り口で編集された本です。パラパラとめくって気になった人のエピソードから読めて、かつ総ルビなので、読書の習慣がない人にとっても、手に取って本を読むことの楽しさに気づける一冊になり得ると思います。
【ルビフル大賞2026審査員(敬称略)】
浅川智恵子 (日本科学未来館 館長、IBMフェロー)
稲田豊史 (ノンフィクションライター/編集者)
笹沼颯太 (株式会社Yondemy 代表)
サヘル・ローズ (表現者)
松本 大 (一般財団法人ルビ財団 ファウンダー/評議員)
伊藤 豊 (一般財団法人ルビ財団 代表理事)
◆ルビ朋賞とは
世の中においてルビの推進に貢献されてきた個人・団体を顕彰するものです。
既にルビが存在する領域での更なるルビの普及に尽力されている個人・団体に加え、これまでルビがあまり馴染みがなかった領域にルビを普及されている個人・団体を、以下の観点から称えます。
・アクセシビリティ、社会インフラの整備への貢献
・デザインとしてのルビの普及への貢献
・ルビ普及のための継続性・仕組化への貢献
株式会社朝日新聞出版 AERA with Kids編集部
朝日小学生新聞
NPO法人eboard
株式会社絵本ナビ
Canva Japan株式会社
小学館 文化事業局・小学館の図鑑NEOアート 編集チーム
株式会社ニュートンプレス
毎日小学生新聞
丸善丸の内本店
宮崎哲弥
読売KODOMO新聞
W3C Internationalization and CSS Working Group
▼表彰理由などは下記に記載しています
https://rubyful.rubizaidan.jp/rubyhoushou_2026
◆一般財団法人 ルビ財団 概要
出版物及びデジタルコンテンツにおけるルビの普及・活用を促進することにより、 国語能力及び知的好奇心・思考力の向上に寄与するとともに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人の暮らしやすい多文化共生の社会づくりに寄与することを目指しています。
所在地:東京都港区新橋2-5-2 goodoffice 新橋
設立:2023年5月24日
代表理事:伊藤 豊
URL:
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