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ライカギャラリー開設50周年記念写真展「Personal Perspectives」

ライカカメラジャパン
ライカで撮影された歴代作品を展示する写真展をドイツで開催。日本からはハービー・山口、瀧本幹也が参加


Alex Webb Cotton Candy, Oaxaca, Mexico 1990 from the exhibition "Personal Perspectives. 50 Photographs for 50 Years of Leica Galleries", Leica Gallery Wetzlar 2026


ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は今夏、ライカギャラリーの歴史の節目を祝うと同時に、ライカギャラリーがライカの文化振興活動において果たしている重要な役割に光を当てる写真展「Personal Perspectives」を6月26日(金)から9月20日(日)までライカギャラリー ウェッツラーにて開催します。

世界各地のライカギャラリー協力のもと、歴史に名を残す名作から新たに世に送り出された現代の秀作までを多数セレクトし、バラエティに富んだ写真展となります。


1976年当時のライカギャラリーウェッツラー
今から50年前、ライカの文化振興活動の土台としてウェッツラーの本社内に初のライカギャラリーが開設されて以来、ライカギャラリーは充実した文化振興活動に大きく寄与するというコンセプトのもと、現在も重要な役割を担い続けています。1976年4月、ライカ初となる展示スペースが当時のライカ本社ビルのエントランスホールに設置されました。それから数十年でライカギャラリーはニューヨークやプラハ、フランクフルト、東京など世界各地に展開されていきました。




2008年にはカリン・レーン=カウフマンによってライカギャラリー ザルツブルクがオープン、大きな節目を迎えました。カリン・レーン=カウフマンはその後ライカギャラリー・インターナショナルの代表に就任。そしてそのライカギャラリー・インターナショナルはギャラリーのネットワークを世界中に急速に拡大させ現在は27のギャラリーを有するまでに至っています。その拡大は今も続いており、今年は上海でのオープンが予定されています。

ギャラリーや美術館など至る所で写真展が開催されている昨今とは異なり、50年前、写真展は決して一般的なものではありませんでした。その意味では、ライカに大きな先見の明があったのは間違いありません。ライカギャラリーは写真を芸術表現として、歴史の記録として、そして社会の声を伝える媒体として世界中の人々に身近に体感してもらう、という共通の目的を明確に果たしています。年間約150の写真展を開催し、現代の秀作と過去の名作の両方を絶妙なバランスで紹介しているライカギャラリーは優れた写真作品、文化的な対話、そして写真文化の振興を象徴する存在となっています。

ライカギャラリーは、写真家と世界各地の人々が出会い、思索を深め、互いに交流するための空間であるとともに、ビジュアルストーリーテリングの場を提供することで歴史、政治、社会の各分野にまつわる問題を提起して議論を促す存在であると位置づけられています。

これまでの半世紀、ライカギャラリーは写真の素晴らしさと多様性の象徴として親しまれてきました。それゆえ、50周年という節目はライカにとっては記念すべきマイルストーンとなります。


現在のライカギャラリーウェッツラー


「ライカギャラリーとは単なる展示スペースではなく、感情が出会う空間です。写真作品を見るだけでなく体験できる空間であり、ストーリーが目に見える形で伝わってくる空間であり、さまざまな視点が一堂に会する空間であり、ライカが大きな価値を置く『高精度性』『迫真性』『人間性』という要素が体感できる空間です」とカリン・レーン=カウフマンは語っています。

「デジタル化が進み何事もペースが速い現在の世界ではこのような実空間は非常に貴重です。ここではアーティストと一般の人々が直接交流する機会が生まれ、対話とインスピレーションが促され、写真によって心が大きく揺さぶられます。テクノロジーと感情を融合させるとともに、クラフツマンシップと明確な意図を融合させた展示を行い、真の文化的価値を提供しているギャラリーです」

写真展「Personal Perspectives」は、世界各国のライカギャラリーに歴代の展示作品の中からお気に入りをセレクトしてもらう、というおよそ1年前に開始された企画に大きな反響があったことを受けて開催されます。

ライカギャラリーでこれまでに開催された写真展は多様性に富んでいたことから、セレクトされた作品もバラエティ豊かで、いまなお輝きを放つ往年の名作から新人の力作までが揃っています。

例えば、ワーナー・ビショフ、エリオット・アーウィット、ジャンニ・ベレンゴ・ガルディン、トーマス・ヘプカー、ブルース・ギルデン、バーバラ・クレム、ラルフ・ギブソン、ジョエル・マイロウィッツという写真界の重鎮の作品が選出されており、日本からはハービー・山口、瀧本幹也が参加しています。



Thomas Hoepker Old woman in the snow, Hamburg, Germany 1954 from the exhibition “Personal Perspectives. 50 Photographs for 50 Years of Leica Galleries”, Leica Gallery Wetzlar 2026


Jürgen Schadeberg Nelson Mandela in his former cell on Robben Island, South Africa 1994 from the exhibition “Personal Perspectives. 50 Photographs for 50 Years of Leica Galleries”, Leica Gallery Wetzlar 2026


ジャンルについても、ルポルタージュ写真やポートレート写真、さらには「撮影に使用されるのはライカのカメラである」というイメージが非常に強いストリートフォトグラフィーがセレクトされており、伝統的なフォトジャーナリズムの手法が見事に反映されている作品から自由でアーティスティックな作品までが幅広く網羅されています。

また、過去の「ライカ・オスカー・バルナックアワード」の受賞作にも再会できるほか、フランツィスカ・シュテンケルやリス・アランゴ、ムハメド・キリトなどの作品を通じて、往年の名作と呼応する現代的なアプローチを発見することもできます。このようなかたちで「Personal Perspectives」では各ライカギャラリーの視点から深い専門知識とともに歴史とストーリーを紹介していくことになります。

現在ウェッツラーで開催中の本写真展では、印象的で秀逸な作品セレクションを通じて、ライカギャラリーの意義の大きさを強く感じ取ることができます。ライカギャラリーはこれまで50年にわたり写真によって事象を認識する方法を提示し、写真の歴史のユニークな一部をかたちづくってきました。それはライカの世界の中だけに限られることではなく、世界中の写真シーンにも影響を与えてきました。
そしてこの先の未来においても、ライカギャラリーは同じ役割を担っていくことでしょう。

カリン・レーン=カウフマンはこのように締めくくります。

「ライカギャラリーにはこれからも、人々の心を動かし、思索を促し、インスピレーションを提供する場であり続けてほしいと私は願っています。写真を見るだけではなく、体験できる場所であってほしいのです。そこに感情を呼び起こす力があり続ければ、ライカギャラリーは今後もずっと写真のあり方を示す先導者として、写真家と市民が出会う場として、そして新たな視点を生む源泉として文化的な生活においてインスピレーションをもたらす存在であり続けることができるでしょう」


ライカカメラ社について
ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーです。近年は成長戦略の一環として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡用レンズと腕時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2工場を置いています。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。ライカは、革新技術と組み合わさった「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。そのブランド力を活かした活動の一環として、世界各地に約30のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。



Leica Camera Japan
https://leica-camera.com
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