来年3月に開かれる、五輪や世界陸上などの出場選手の選考も兼ねたマラソンの国際大会「名古屋ウィメンズマラソン 2013」に、オフィシャルサポートランナーとして出場するタレントの安田美沙子さん。走ることは自分磨きという安田さんは、女性のみが参加できる同大会の魅力を「女の子たちが持っているパワーを見せられる場所。マラソンはもちろんですが、お気に入りの可愛いウエアやシューズでも自分を輝かせられる」とその魅力を語った。マラソンを始めてからは「練習や準備ってすごく大事。本番前の時間の使い方とかが変わりました……」と話す安田さんに、自分をメンテナンスするオフの過ごし方、プライベートについて聞いた。(毎日新聞デジタル)
安田さんは、マラソンがライフスタイルになってから「仕事に対する考え方も変わって、準備をするようになりました。休日は本番に向けてイメージトレーニングしたり、コンディションを整えたりする」と自身の体調に目を向けるようになったという。自分の体で好きなところを聞くと、照れながら「鎖骨はしっかりと見えているので好きな部分です。首がスッキリして見えるので、洋服を選ぶときにも鎖骨が見えるものを選びます」といい、「リンパマッサージや整体に行って、骨をきれいにバランスよくしています」と語った。また、「たまに、エステの3時間コースに行ったりします。これは、美容というより自分へのご褒美ですね」と笑顔で明かした。
10年後の自分を想像して、「40歳ですね。ひゃー」と笑いながらも「若く変わらずにいたいですね。体のことだけじゃなくて、40歳だからあれはやめておこうとか、守りには入りたくない、ずっと攻めでいたいです」と力を込めた。年齢を重ねても輝き続ける女性は「何歳になっても好きなことや新しいことに挑戦し続ける気持ち、好奇心旺盛であり続けることが大事だと思う。 私にとっては、スポーツもとても大事な要素。これからもランニングを続けていって、いつまでも輝いている自分でいたい」と思いをはせていた。
そんな安田さんが、今後挑戦したいことは、「カフェを開きたいです」と意外な答えが返ってきた。「夢なんですけれど、知り合いと一緒にやりたいって話してます。シャワー室とかをつければ、走ってきたランナーが立ち寄ったりもできる。もし結婚していたら、子どもにもマラソンをやらせて、みんなが集まれる場所を作りたい。料理も好きです」と将来の夢を語り、「開いたら、ぜひ来てくださいね」と目を輝かせていた。
<プロフィル>
1982年4月21日生まれ、京都府出身。大学在学中の01年にスカウトされ、タレント、女優として活躍する。08年のホノルルマラソンでフルマラソンに初挑戦し、4時間24分55秒で完走してからは、数々のマラソン大会にも積極的に出場。09年の同マラソンでは、4時間9分46秒と記録を更新、11年1月の湘南国際マラソンでは、目標の4時間切りを大幅に上回る好タイムの3時間49分10秒を記録した。今年3月に開催された「名古屋ウィメンズマラソン2012」は、3時間44分56秒の自己ベストでゴール。13年3月10日に開催予定の「名古屋ウィメンズマラソン2013」では、オフィシャルサポートランナーとして出場することが決定した。現在は、28日まで舞台公演「息吹の瞬間~愛のうた~」(大阪公演)で主演を務めている。