三浦理恵子の美容ライフ：第7回　ストレッチ～やせやすい体づくり

　美容について話をするとき、体形維持のためにカロリーを気にすることが大切とよくいわれますよね。私は、あまりカロリーは気にしません。もちろん食事の仕方もポイントの一つですが、今回はリンパの流れをよくすることや、むくみの解消を重点的にお話ししたいと思います！

　私が長年続けている美容法の一つが「ながらストレッチ」。その日の疲れはその日のうちに解消する！ということです。

　◇やせやすい体づくり　健康、美容、リフレッシュ効果も

　ストレッチと聞くと地味なイメージを持っている人もいるかもしれませんが、私はこのシンプルでむだのない動きにこそ、キレイの源が詰まっていると考えています。

　筋（すじ）を伸ばすと血行がよくなる、血行がよくなると代謝もよくなって、当然、美容にもいい。おまけに頭をスッキリさせてくれる効果もあるのだから、本当にスゴイです。私は撮影の合間や移動の車、家事や歯みがきのとき、ちょっとしたすきを見付けてよく体を伸ばし、ストレッチしています。

　◇むくみやすい脚は、なるべく“上げる”

　そもそも私は脚がむくみやすい体質。実家に住んでいたころ、ダイニングテーブルというものがなくて正座の生活だったのですが、その習慣が体にしみついているからなのか、脚を下ろして座るということがどうも体に合わないんです。長時間立ちっ放しの撮影になるとむくんでしまいます。

　家に一人でいるときなどは、なるべく脚を上げた状態で過ごすようにしています。カウンターテーブルの小さなイスの上でもあぐらを組んで座ります。お行儀が悪いですし、端から見たら座りにくそうに見えると思うのですが、私にとってはこれが最も落ち着く体勢（笑い）。ある意味、私流のむくみ防止策です。

　◇リラックスタイムも有意義に

　疲れやむくみを感じたとき、いつでもリンパを流せるように、家のくつろぐ場所のそこここにマッサージクリームやゴルフボールを置いてリラックスタイムも有意義に使います。ゴルフボールは足裏でコロコロころがしてツボを押してあげるとスッキリしますよ！

　◇ストレッチは「CoCo」時代からの習慣

　思い返してみると、私がストレッチを意識して行うようになったのは、アイドルグループとして活動していたころから。振り付け練習の合間に周りのメンバーがやっていたので、見よう見まねで始めたのがきっかけだった気がします。

　子どものころから体が硬くて、メンバーに背中を押してもらったり、ラジオ体操したり、誰もが知っている運動も試しました。

　体の軽さや翌日の疲れの取れ方が明らかに違うと実感できたので、それ以来習慣になりました。

　体を動かすと気持ちも軽く、前向きになりますよね。

　◇こっそりできるむくみ防止策

　実は最近、オリジナルで編み出した脚のむくみ防止策があるんです。打ち合わせや取材を受けているときに、テーブルの下でこっそりやったりするのですが、これがかなり効くんです。どういう方法かというと、脚を組んだ状態で、下側のひざで上に乗せた脚のひざからふくらはぎの裏を押すだけ。リンパの流れを刺激するイメージで、少し強めにググッと押します。これをすると、不思議とむくみが軽減されるんですよ。

　自分の体に敏感になって、その日の疲れはその日のうちに解消しましょう！

　私がオススメするキレイに効くストレッチ法は次回、具体的に紹介していきますね。

　キレイを目指すのに、遅いなんてことはありません！　まずは、やる気を出して！　楽しみながら一歩ずつ前進しましょう。