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チャリティー:アクセサリー寄付で児童労働防止に貢献 6月1日から

 国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」は、アクセサリー類の寄付を募り、バングラデシュやネパールでの児童労働防止などの活動に役立てるキャンペーン「『タンスのこやし』で国際貢献キャンペーン」を6月1日から7月31日まで実施する。

 寄付を受け付けるのは、ダイヤモンド、金、銀、プラチナのアクセサリー類とコイン。古いものや壊れたもの、片方だけのピアスやイヤリングも寄付できる。寄付された品物は同団体が買い取り業者で換金し、活動に役立てられる。

 バングラデシュ統計局によると現在、同国には家事使用人として働く少女が約10万人いるとされている。教育の機会や子供の権利を奪われていることもあり、18金のピアス片方(0.5グラム、2000円相当)を寄付すると、読み書きの授業4回分相当になるという。

 シャプラニールは、72年に創立された海外協力団体で、南アジアで女性や働く子供たちへの支援活動を行っている。これまでに外務大臣特別表彰(89年)、毎日国際交流賞(93年)、朝日社会福祉賞(05年)、沖縄平和賞(12年)を受賞している。(毎日新聞デジタル)

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