「ジョイセフ・カレッジ」の学長に就任した冨永愛さん
モデルの冨永愛さんが7月から仙台市で開催される女性向けの講座「ジョイセフ・カレッジ」の学長に就任し、受講生の募集がスタートした。講座は、国際協力NGO「ジョイセフ」(東京都新宿区)が、東北の未来を担う女性リーダーを作ることを目的に7月6日~11月23日の土日曜に全11回のカリキュラムを行う。受講料は1万円で全額、途上国の女性支援に使用される。募集定員は40人で、受講の申し込み締め切りは6月16日。
「ジョイセフ」は、途上国の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動しており、今年45周年を迎えた。講座は、せんだいメディアテーク(宮城県仙台市)など仙台市内で行われる予定で、冨永さんをはじめ、モデルの堂珍敦子さん、女性誌「ELLE Japon」「25ans(ヴァンサンカン)」の元編集者の青木愛さん、実業家の大葉ナナコさん、ネパール発の化粧品ブランドを設立した向田麻衣さん、米国NLP協会公認トレーナーのユール洋子さんが講師を務める。入学式や卒業式のほか、講座に一定回数出席するなどの条件を満たすと修了書が授与される。
応募の条件は、メールでの連絡が可能な16歳以上の女性で、「東北を元気にしていきたい人」「東北でがんばりたい人」「自分の可能性を広げたい人」とされている。同団体のホームページから専用の応募用紙と志望動機書をダウンロードして必要事項を記入し、同団体宛てにメールまたは郵送で送付する。未成年者は保護者の署名と押印が必要。応募者多数の場合は、志望動機書を基に選考され、6月24日までにメールで選考結果が通知される。(毎日新聞デジタル)