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東京駅(東京都千代田区)八重洲口に、「光の帆」がモチーフの大型屋根を配した商業施設「グランルーフ」が9月20日にオープンすることがわかった。駅と直結し、ワッフル専門店やヘルシーコンセプトのカフェ・ダイニング、フレンチ茶懐石の店など、新ブランド店を多数収容。山形県庄内浜の魚介や地酒などを提供する「酒菜一(さかないち)」も東京初出店する。
「グランルーフ」は、地上3階地下1階、開発面積約1万4000平方メートル、売り場面積約1900平方メートル、店舗数15。全長約230メートル、最大幅約9メ−トルのペデストリアンデッキも併設し、地上2階でグラントウキョウサウスタワーと大丸東京店と直結する。
地下1階は「肉」「魚」のゾーンで構成されたレストラン街で、「酒菜一」のほか、日本各地の食文化に触れられる10店舗が出店。1~中2階には、日本人に合わせたオリジナルワッフルを展開する「エール・エル ワッフル カフェ」、築地の老舗料亭が「米」を切り口に軽食、日本酒を提供する「東京 米 BARU 竹若」が登場し、どちらも店舗1階でメニューのテークアウトが可能だ。
2階の「ウォルプタス オリーブオイル ダイニング トーキョー」はヘルシーな食材やソースを使ったパスタやタパスがメインのカフェ・ダイニング。3階の「ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮」は、日本を代表する茶舗(ちゃほ)によるフレンチ茶懐石の店で、茶道やお茶のブレンドを楽しむ体験講座も実施される。
なお「グランルーフ」のオープンに伴い、八重洲地下街「キラピカ通り」も全面リニューアル。「グランルーフ フロント」の名のもと、ダイナー形式の店舗を集約させたレストランゾーン「TOKYO DINERS」などが登場する。(毎日新聞デジタル)