キャリネス：ボディーオイルでタンザニアの妊産婦を支援

　美容皮膚科医の片山聖子さんが手がける妊婦や乳幼児のためのスキンケアブランド「CALINESSE（キャリネス）」はこのほど、アフリカの妊産婦支援を目的としたチャリティー商品「キャリネス　ボディオイル」を発売した。元フジテレビアナウンサーでアロマセラピストの大橋マキさんらが監修した商品で、売り上げの10％が国際協力NGO「ジョイセフ」（東京都新宿区）に寄付されるという。

　妊娠・出産で多くの命が失われている地域があることを知った片山さん、大橋さんらが「安全に出産できる環境を整えたい」と企画。大橋さんとしんきゅう師で妊婦専門のしんきゅうマッサージ院「天使のたまご」の代表を務める藤原亜季さんが監修し、妊娠中のデリケートな肌向けに開発された。10種類のオーガニック製油、保湿・美容成分が配合され、同ブランドの取扱店やオンラインショップで購入できる。100ミリリットル入り、3990円。

　寄付金は、途上国の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動する国際協力NGO「ジョイセフ」を通じて、タンザニア・シニャンガ州にあり、妊産婦が利用する診療所「ホマンゴ診療所」に水道を開設し、清潔な環境作りをするために使われるという。（毎日新聞デジタル）