大手町タワー：10月オープン　商業ゾーンは女性をメインターゲットに

　東京都千代田区大手町の再開発プロジェクトで、大手町フィナンシャルセンターの跡地に建設中の施設の名称が「大手町タワー」に決定したことがこのほど、明らかになった。また、同施設の地下の商業ゾーンは「OOTEMORI（オーテモリ）」とし、10月2日に開業することも明らかになった。商業ゾーンは女性をメインターゲットにし、「女性が使いやすい、入りやすい」ことを目指して店舗をラインアップする。

　「大手町タワー」は地上38階（塔屋3階）、高さ約200メートルで、大手町地区におけるオフィスビルでは最高の高さとなる。タワーの横には「都市を再生しながら自然を再生する」という開発コンセプトを具現化した約3600平方メートルの「大手町の森」を整備する。商業ゾーンの「OOTEMORI」は、高さ15メートルの吹き抜け空間を通じ、地上の「大手町の森」からの自然光が差し込む作りとなる。

　10月2日は、「成城石井」が新たに展開する「（仮称）EPICERIE BONHEUR（エピスリー ボヌール）」など、新業態の店舗や商業施設初出店を含む25店舗がオープンする。また14年春に2期オープンを目指しており、ファッション雑貨、コスメ、カフェなど5店舗を開店させる予定。（毎日新聞デジタル）