ジョシカバリー：女性の新たな転職を新語で後押し　シンポジウムで牛窪恵さんが発表

　「おひとりさま」や「草食系」などの流行語を世に広めたマーケティングライターの牛窪恵さんが21日、東京都内で開かれたシンポジウム「ここから始まる 新たな“女性の転職”」にパネリストとして登場し、女性の新たな領域への転職を後押ししようと新たなキーワード「ジョシカバリー」を発表した。

　ジョシカバリーとは、女性が転職によって自分のやりたい仕事としてこれまでとは異なる職種領域を発見することや、車掌や警官などこれまでは男性が中心だった領域へ女性が進出しカバーすることを「女子」と「Discovery（発見）」とかけて生み出された新たな言葉として紹介された。

　シンポジウムは、女性向け求人・転職サイト「とらばーゆ」を運営するリクルートジョブズの主催で、キャリアカウンセラーの田中美和さんやバラエティー番組「ホンマでっか！？TV」（フジテレビ系）に出演するなど幅広く活躍する脳科学者の澤口俊之さんも登場。田中さんは、女性の労働環境の変化について転職希望者が増加した背景などを説明。澤口さんからは脳科学的観点から見た女性の社会進出についてのトークが繰り広げられた。（毎日新聞デジタル）