小田急百貨店：大人女性向けコンセプトショップオープン　雑貨や食品など提案

　30～40代の働く女性をターゲットに、リビング雑貨や服飾雑貨、食品などを提案するコンセプトショップ「zakka marche（ザッカマルシェ）」が9月1日に、小田急百貨店の新宿店本館（東京都新宿区）にオープンすることが明らかになった。3階婦人服飾雑貨売り場に、約15坪ほどのスペースで新設される。

　「zakka marche」は、ターゲット層と同世代の女性バイヤー2人が、働く女性の生活シーンに合わせて等身大の目線で、2週間ごとにテーマを決めて商品をセレクトする。コンセプトは「5cmヒールの靴を履くような、ちょっとした背伸び感」で、背伸びしすぎない絶妙な感度やテイスト、気軽に購入できる価格帯を意識し、「何かいいものがほしい」という漠然とした購買意欲に訴えかける商品展開を目指す。

　第1弾は、「かわいいくらし～暮らしき（倉敷）散歩～」と題して、岡山県倉敷市にある、地元の個性的な雑貨店・飲食店が集まる複合施設「林源十郎商店」からセレクト。ジャムやマスキングテープなど約650点を販売する。

　今後は、靴とレッグウエアのコーディネートを提案する「微糖派女子の足元コーディネイト」、新鋭クリエーターの作品を集めて蚤（のみ）の市をイメージした「カプセルストア　CREATOR’S MARKET（クリエイターズ　マーケット）」が予定されている。（毎日新聞デジタル）