(C)2013『そして父になる』製作委員会(配給:ギャガ)
イケメンが出演する映画を編集部がピックアップして写真とともにお届けする「今月のイケメンシネマ」。9月は福山雅治さん主演の「そして父になる」(是枝裕和監督)をはじめ、「仮面ライダー」出身の菅田将暉さんが難役に挑んだ「共喰い」(青山真治監督)、岡田将生さんや竹野内豊さんが脇を固める宮藤官九郎さん脚本の作品などが公開される。またジュード・ロウさんやヒュー・ジャックマンさんの主演作のほか、英国、フランス、台湾のイケメン出演作にも注目したい。(毎日新聞デジタル)
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福山さんは「そして父になる」(28日公開、一部劇場で24~27日に先行公開)で、6歳になった息子が実は出生時に取り違えられていた他人の子供だったことを知って葛藤し、苦悩する父親を演じている。福山さんが父親役を演じるのは今回が初めて。同作は「第66回カンヌ国際映画祭」で審査員賞を受賞した。
菅田さんが主演する「共喰い」(青山真治監督、7日公開)は、田中慎弥さんの芥川賞受賞作が原作。菅田さんは、暴力癖のある父と同じ習性を受け継いでいることを自覚し、怯え、葛藤する少年という難役に挑戦した。
岡田さん、竹野内さんが出演するのは、大ヒットしているNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の脚本家でもある宮藤さんが手がけた、阿部サダヲさん主演の「謝罪の王様」(水田伸生監督、28日公開)。濱田岳さんも出演し、“クドカンワールド”を繰り広げる。また2011年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞した佐野岳さんが映画初主演を果たした青春ロードムービー「『また、必ず会おう』と誰もが言った。」(古厩智之監督)も28日に公開される。
ロウさんは、スティーブン・ソダーバーグ監督のサスペンス「サイド・エフェクト」(6日公開)で、ある新薬の処方で窮地に追い込まれていく精神科医を演じる。同作は「エリン・ブロコビッチ」や「オーシャンズ」シリーズなどを生み出したソダーバーグ監督の“最後の作品”としても注目されている。日本を舞台にしたハリウッド映画「ウルヴァリン:SAMURAI」(ジェームズ・マンゴールド監督、13日公開)では主演のジャックマンさんと真田広之さんとの“日米イケメン対決”も見どころだ。
また各国の注目株に目を向けるなら、英俳優ジム・スタージェスさんの「アップサイドダウン 重力の恋人」(フアン・ソラナス監督、7日公開)、仏俳優メルビル・プポーさんの「わたしはロランス」(グザビエ・ドラン監督、同日公開)、台湾の人気俳優チェン・ボーリンさんの「ブッダ・マウンテン 希望と祈りの旅」(リー・ユー監督、28日公開)の3作品。スタージェスさんは米人気女優のキルスティン・ダンストさんとSFラブストーリーを繰り広げ、プポーさんは女性になりたい主人公の男性役で、その恋人の女性と過ごす10年間を演じている。「ブッダ・マウンテン」は第23回東京国際映画祭で、最優秀芸術貢献賞を受賞し、出演するファン・ビンビンさんが最優秀女優賞を受賞した。
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