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2009年に「ミス・ユニバース」日本代表に選ばれ、その後、モデル業を中心にタレントや女優とマルチに活躍する絵美里さん。雑誌やショー、テレビ出演と、多忙な日々を送りつつも「いくら仕事が忙しくても、遊びに行ったり好きな時間を過ごすことは大切」と語る彼女に、オフタイムの過ごし方や趣味について聞いた。(毎日新聞デジタル)
絵美里さんは、中・高・大学とバスケットボールを続け、「いまだにバスケを友だちとすることもありますし、フットサルやゴルフ、サーフィン、スキー、スノボ……全般的にスポーツが好き」と語るスポーツウーマン。休日は「ちゃんとしたスポーツではなくても、必ず体を動かす」のが定番だという。
モデルという仕事柄、雑誌の撮影などで「朝5~6時から仕事が始まることが多い」そうで、そのため、「休日も朝、早く起きちゃうんです。午前中にジムに行って泳いだり、ランニングをして一汗かきます。その後、だいたい午後から友だちと待ち合わせをして遊びに行くことが多いですね」とアクティブなオフタイムを過ごしているという。
また、趣味は海外旅行で、「だいたい年に3回くらいはプライベートで海外に行く」と話す絵美里さんが、一番好きな場所は欧州だ。「街の雰囲気もすてきだし、芸術も素晴らしいし、食事もおいしい。それから、ショッピングも好きなので」とその魅力を語る。
一方で、最近行った旅先で印象的だったのは「ペルーのマチュピチュ」だという。「今年に入ってから学生時代の友だちと行ったんですが、ずっと行きたいと思っていた場所だったので、映像や写真でしか見たことがなかった世界を生で見たときには本当に来てよかったと思いました。まさしく、パワースポットでした」と当時の感動を振り返る。
しかし、念願だった旅先に着いて早々、荷物がなくなるというトラブルに見舞われた。「1週間くらいの滞在だったんですけど、初日からバッグがなくて、返ってきたのは帰国する飛行機に乗る直前。とにかくマチュピチュに行くために山を登らなくてはいけなかったので、とりあえずリュックサックと登山靴だけ(現地で)買ったんです。あとはジャージー。洗顔やメーク道具もなかったので、毎日、水洗顔で、ずっとスッピンでした」と苦笑しながらも、そこはポジティブな絵美里さん。「でも、その生活が楽しかった。モデルの華やかな仕事とはほど遠い、何もない旅だったんですけど、ある種、何もなくて素に戻れた」と楽しげに語った。
そんな、新しい発見や感動を求めて常に外に目を向ける絵美里さんの座右の銘は「一期一会」だという。大学時代に留学した米国で、ホストファミリーからいわれた「自分にしかできない人生を歩むべきだ」という言葉が発端で本格的にモデルを志した経験もあり、「人に会うことによって、影響を受けて憧れを抱いたり、いきなり自分の人生を考え直したりすることもある。本や映画も好きでよく見ますが、それ以上に受けるメッセージがあるので、人との出会いを日々大切にしていきたいと思っています」とまっすぐな瞳で語った。
次回は、絵美里さんが挑戦した「ミス・ユニバース」の舞台裏や、モデル業、今後の夢について聞く。
<プロフィル>
えみり。1984年6月16日生まれ、東京都出身。小学生から成城学園に通い、成城大学法学部を卒業。大学在学中からモデル活動を始める。2009年に「ミス・ユニバース」日本代表に選ばれ、その後はファッション誌やテレビ番組、広告などに出演。10年には連続ドラマ「ハンマーセッション!」(TBS系)で女優デビューを果たした。現在、情報番組「PON!」(日本テレビ系)のパネリストとして毎週火曜にレギュラー出演中。