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ビビッドな赤い口紅をつけたモデルやタレントが、コレクションや雑誌などで多数登場し、流行の兆しを見せている。しかし、赤い口紅は一歩間違うと古臭いイメージになりがち。資生堂のヘア・メーキャップアーティストの武田玲奈さんは、今年らしいメークにするために、肌に「自然なつやと素肌感」、アイメークに「引き算」が必要だといい、次の五つのポイントを提案している。
(1)ファンデーションは首元に近い自然な色を選んで顔の中心から薄くのばす。(2)チークはコーラルレッドを頬骨にそって入れ、顔に立体感を出す。(3)目元はベージュ系などの自然な色にする。(4)アイラインはブラウン系などで最小限に細く引く。(4)まゆはストレートでやや太めに描く。(5)赤い口紅は、唇の中央に口紅をのせた後、指などを使って外側にぼかしていくと自然に仕上がる。
また唇にボリューム感を出したい場合は、口紅の色に近いリップライナーでやや大きめにリップラインを描き、リップブラシで内側になじませてから口紅をつけると、自然でふっくらした唇に仕上がるという。
同社のファッションディレクターの呉佳子さんは赤い口紅と相性のいい今年のトレンドファッションについて、「レトロでレディーライクな女優スタイル」や、凝った素材を用いた「コンテンポラリーなスタイル」、グレーやベージュ系のアイテムを使った「全体をやわらかなトーンでまとめるコーディネート」の三つを挙げている。とくにグレーやベージュ系のコーディネートには、赤の口紅で全体を引き締めて、「エレガントな芯の強さ」を見せることができるという。(毎日新聞デジタル)