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ファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」のフランス版編集長を2001年から10年にわたって務めたカリーヌ・ロワトフェルドさんを追ったドキュメンタリー映画「マドモアゼルC ~ファッションに愛されたミューズ」(ファビアン・コンスタン監督)が14年4月に全国公開されることがこのほど、明らかになった。
ロワトフェルドさんは、18歳でモデルとしてファッション界に入りながら、独自のセンスと自由な発想で注目を浴び、グッチやイブ・サンローランのスタイリングを担当した。デザイナーのトム・フォードさんやカール・ラガーフェルドさんから「ミューズ」と称されている。
映画では、ロワトフェルドさんの素顔と、ヴォーグ編集長を退任した後に自身のイニシャルを冠して創刊した雑誌「CR Fashion Book」の制作から発売までを追いかけている。初孫の誕生に立ち会う姿やパートナーとの秘話など母、妻、編集者としてのさまざまな顔をとらえた。
また、フォードさんら著名なデザイナーをはじめ、音楽プロデューサーのカニエ・ウェストさん、女優のケイト・ブランシェットさんやキルスティン・ダンストさん、ミュージシャンの坂本龍一さんら著名人らとの交友関係も見どころ。(毎日新聞デジタル)