最新作「ブリングリング」のジャパンプレミアに登場したソフィア・コッポラ監督
ソフィア・コッポラ監督が18日、第26回東京国際映画祭(TIFF)開催中の六本木ヒルズ(東京都港区)で行われた最新作「ブリングリング」のジャパンプレミアに登場した。ステージに立ったコッポラ監督は、客席からの大きな歓声と拍手に「サンキュー、ありがとう」と日本語であいさつし、初のTIFF参加を「光栄」と喜んだ。父のフランシス・フォード・コッポラ監督とともに出席した17日のTIFFオープニングイベントについては「本当にエキサイティングだった。父と一緒にグリーンカーペットを歩けたこと、そして父とともに大勢の映画ファンの方々と触れ合えてうれしかった」と振り返った。
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ファッションアイコンとしても注目を集めるコッポラ監督だが、この日は、伊ブランド「ヴァレンティノ」の胸元にラインストーンをあしらった白シャツに光沢のある黒いパンツ姿といういでたち。コッポラ監督は何度も来日経験はあるものの、舞台あいさつに登場するのは今回が初めてで、「今夜この場所に来られて本当にうれしい。長年、私のファンでいてくださる皆さんのサポートに大変感謝しています」と語り、「毎回、日本に来ると温かく迎えてくれて本当にありがとうございます。映画を楽しんでください!」と呼びかけた。
映画は、コッポラ監督にとって初となる実話をもとにした作品。ハリウッドセレブの豪邸を襲ったティーン窃盗団「ブリング・リング」の光と影を描く。窃盗団のメンバーで、欲望のままに盗みを働くセクシーなニッキーを、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソンさんが演じる。劇中には、ルイ・ヴィトンやクリスチャン・ルブタンなど高級ブランドのアイテムも多数登場するほか、実際の被害者であるパリス・ヒルトンさんの自宅もロケ地となっており、彼女の豪華なクローゼットも披露されている。12月14日公開。(毎日新聞デジタル)
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