ファッションデザイナーの桂由美さんがこのほど、シンガポールのリゾートホテル「マリーナベイ・サンズ」でファッションショーを行い、33点のドレスを披露。フィナーレで桂さんが20人のモデルとともに登場すると、700人の観客はスタンディングオベーションでたたえた。
この日、桂さんはウエディングドレスのほか、友禅を取り入れたドレスや、ミニドレス、イブニングドレスなどを披露。ドレスのトレーンにマーライオンなどを“浮かび上がらせる”演出や、花火も打ち上げられた。
ショーは、アジアのデザイナーを支援する非営利団体「アジアクチュール協会」が10月14日に発足し、同所で発会式が行われたことに伴い開催された。桂さんは、創立メンバーの一人で、日本からは高田賢三さんが同協会の名誉会長に就任したほか、コシノジュンコさんが創立メンバーに名を連ねている。(毎日新聞デジタル)