「ラクトフェリン」入りのヨーグルトを使った「いちご風味のシフォンケーキ」を紹介した若宮寿子さん

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ノロウイルス：食中毒シーズンを前に料理教室で対策伝授

2013年11月22日　15:00

　ノロウイルスによる集団食中毒流行シーズンを前に、料理教室「ノロウイルスに負けない身体をつくる免疫力UPレシピ料理教室」が21日、東京都江戸川区の料理教室「若宮寿子ヘルシークッキングスタジオ」で開かれた。栄養士でフードコーディネーターの若宮寿子さんが、ヨーグルトなど免疫力を高める食材を使ったレシピ、ノロウイルスを撃退する調理法などを紹介した。

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　ノロウイルス感染症は、嘔吐（おうと）や下痢が主な症状で、感染力が強いのが特徴。冬に感染例が多く、同ウイルスに汚染された食品のほか、手指、嘔吐物、排せつ物などを介して口から感染し、全国で年間約1万人の感染者が報告されている。

　若宮さんは、食中毒予防のため、夏に衛生管理術を学べる料理教室を開催しており、今回は家庭でのノロウイルス対策について説明。「せっけんではウイルスは殺せませんが、洗い流すことが有効なので、30秒以上手洗いすること。ノロウイルスは熱に弱いので85度で1分加熱すること。次亜塩素酸ナトリウムでの塩素消毒が効果的です」と紹介した。

　さらに若宮さんは、体の中からの対策も必要だといい、この日は母乳などに含まれる糖たんぱく質「ラクトフェリン」入りのヨーグルトを使い、「いちご風味のシフォンケーキ」「エビとカラフル野菜のブルスケッタ」「スパゲティカルボナーラ」「鶏肉ときのこのワイン煮」の4品を、料理教室の生徒と一緒に調理した。シフォンケーキなどを味わった生徒からは、次々と「おいしい！」と声が飛んでいた。（毎日新聞デジタル）

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