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ワコールはこのほど、不要になったブラジャーを回収するキャンペーンを14年2月12日~4月22日に実施すると発表した。同社製品のほか、他社製品も回収し、回収されたブラジャーは産業用固形燃料「RPF」にリサイクルされ、製紙会社などに販売される。
キャンペーンは「ワコール ブラ・リサイクル」と題し、08年から実施されており、これまでに56.3トンのRPFにリサイクルされた。今回が7回目。回収は、国内の百貨店や下着専門店、同社グループの直営店、グループ会社の「PEACH JOHN(ピーチ・ジョン)」の直営店など国内の約800店舗で実施。店頭で配布される専用の回収袋「2014 ブラ・リサイクルバッグ」に不要なブラジャーを入れて店頭に持参する。回収袋は、密封することができ、店舗で開封されることなくワコールの流通センターに届けられる。6枚ほどのブラジャーを入れることができ、刺しゅう作家の大塚あや子さんがデザインした。
同社では、ブラジャーを捨てたり、替えたりするタイミングについて「ワイヤが変形している」「調整してもストラップがずれる」「カップがしわしわでへこんでいる」「アンダーやサイドのメッシュ・ゴムが伸びたり、薄くなったりしている」「見た目がくたびれている」などのチェックポイントを挙げている。(毎日新聞デジタル)