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スイーツの定番「チョコレート」。今年は人気グループ「嵐」の松本潤さんが、若き“イケメン”ショコラティエ(チョコレート職人)を演じる“月9”ドラマ「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系、13日スタート)が放送されることもあり、例年以上に注目を集めそうだ。同ドラマの原作マンガに登場するチョコレートや、話題のショップに注目した。
◇ボンボンショコラ、トリュフ、マンディアン… 物語に花を添えるチョコレートの数々
「失恋ショコラティエ」は、水城せとなさんが少女マンガ誌「月刊フラワーズ」(小学館)で連載中の恋愛マンガが原作。主人公の小動爽太が、チョコレート好きの先輩・サエコを振り向かせるため単身フランスに渡ってショコラティエの修業をし、帰国後、メディアから「チョコレート王子」と呼ばれ、チョコレート専門店「choco la vie(ショコラヴィ)」をオープンさせる……という物語だ。
原作で、爽太をショコラティエの修業に向かわせるのが、サエコが「一番好き」というパリの有名店の「ボンボンショコラ」。一口サイズの定番チョコレートで、同タイプの「トリュフ」、ナッツやドライフルーツをトッピングした「マンディアン」も登場。どれも爽太の店「ショコラヴィ」の看板商品の一つとして描かれ、柑橘(かんきつ)系フレーバーやミントフレーバーのトリュフも登場する。
また定番のガトーショコラは、人気のマカロンを上にのせたタイプや、ナッツとドライフルーツがぎっしり詰まったクグロフ型が登場し、見た目の可愛らしさもポイント。ほかにオレンジ風味のムース・オ・ショコラ(チョコレートムース)、フランス語で「黒い森」という意味の、サクランボをふんだんに使ったケーキ「フォレ・ノワール」、パンのようで味はほんのりスパイシーという不思議なフランス菓子「パン・デピス」といった甘いだけではない“大人の味”のスイーツも描かれている。
◇ホットチョコレートが看板のカフェ、イスラエル発チョコバーも
そんなマンガの世界から飛び出したかのようなチョコレートを扱う専門店が、昨年も次々とオープンした。12月に東京・赤坂にオープンした「パティスリー&カフェ デリーモ」の看板メニューはホットチョコレート。ほかにチョコレートソースで食べるチョコレート生地のパンケーキ、「フォレ・ノワール」「オセロ」などのケーキ、サブレ生地に特製のクリームとチョコチップを入れたシュークリーム、マカロンなども扱っている。
また昨年11月に東京・表参道に1号店がオープンして日本初上陸したのがイスラエル発、ニューヨークで人気のチョコレートバー「MAX BRENNER(マックスブレナー) 」だ。溶かした濃厚なチョコレートが入ったケーキ「メルティングチョコレートハートケーキ&シェイク」など、チョコレートを堪能できるクレープやフォンデュ、ドリンクがそろっている。
◇バレンタイン商戦目前! セレブを魅了した“幻”のトリュフチョコも
そして2月14日のバレンタインデーを前に各店でお目見えするスペシャル商品も忘れてはならない。フランスの伝統的な菓子やパンを販売する「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」は、東京の恵比寿、六本木、丸の内の各店で2月1日からバレンタイン特別商品を販売する。「ボンボンショコラ」(3種6個入り、2520円)など、バリエーション豊かな7種をラインアップしている。
また、バーニーズ ニューヨーク銀座店は1月31日~2月14日に、マイケル・ジャクソンさんやマドンナさんら多くのハリウッド・セレブのプライベートパティシエを務めたイバン・バレンティンさんが作るトリュフチョコレートを販売する。バレンティンさんのチョコレートは通常は販売されず、「幻のチョコレート」とも呼ばれている。2014年の限定商品としてシャンパンが香る上品な味わいの「シャンパンダーク」、オレンジの皮をチョコレートに練り込んだ柑橘系の「オレンジゼスト」も登場。各2個ずつ4個入りパッケージ(2600円)として販売。買い逃しは厳禁だ。
松本さんの主演ドラマにも、毎回チョコレートが登場する予定で、見ているうちに“チョコレート熱”が高まる人も多そう。気になるチョコレートは、例年以上に早めに手に入れておくのがおすすめだ。