バルバドス出身の歌手リアーナさんがこのほど、メークブランド「M・A・C(マック)」のHIV、エイズ基金キャンペーン「ビバ グラム」のキャラクターに起用された。リアーナさんとM・A・Cによるコラボ商品「ビバ グラム リアーナ」が13日から発売され、売り上げはすべてM・A・Cエイズ基金に寄付される。
「ビバ グラム」は、リップスティックなどを販売し、売り上げはすべてM・A・Cエイズ基金に寄付されるというキャンペーン。毎年、アーティストやセレブリティーを起用し、世界中にHIVやエイズ支援・啓発メッセージを訴えている。過去には歌手のレディー・ガガさんやニッキー・ミナージュさん、ミッシー・エリオットさんらが名を連ねている。1994年設立のM・A・Cエイズ基金には、これまで300億円以上が寄付され、HIV/エイズと戦う世界中の人のために使われている。
リアーナさんがM・A・Cとタッグを組むのは今回が5回目。リアーナさんは「M・A・Cは偏見や先入観のない、柔軟な視点をもったブランド。ただ好きなだけでなく、考え方に共感したのも大きな理由」と話している。さらに、「エイズやHIVにかかる可能性のない人は一人もいません。自分のことは自分自身で責任を持ち、自分の状態を知るために検査を受けるべきです」と世界に向けてメッセージを送っている。
今回発売されるのは、「ビバ グラム リアーナ」と題したリップスティックとリップガラスの2品。ともに限定1色(フロスティ ブルー レッド)で、リップスティックは2940円、リップガラスは2205円。13日から半年間の期間限定販売で、M・A・Cの全店舗やオンラインで発売される。