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トレンドメークのデモンストレーションを行うヘアメークアップアーティストの中山夏子さん(左)
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トレンドメークのデモンストレーションを行うヘアメークアップアーティストの中山夏子さん(左)

ビューティー合宿体験記:スキンケア法の基本を学ぶ 新社会人向け合宿に“潜入”(上)

 4月から新社会人となる女性を対象に、ビジネスマナーや清潔感のある肌作り、オフィス仕様のトレンドメークなどをレクチャーする1泊2日の体験プログラム「オトナ女子への1泊2日の弾丸ツアー Beautyリゾート」がこのほど、「リゾナーレ熱海」(静岡県熱海市)で開催された。社会人歴○年の記者も、“社会人としての美しさ”を学ぼうと参加した。

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 体験プログラムは、「新社会人を応援」することを目的に資生堂が主催した。スキンケア、メークアップ、ファッション、フード、ボディー、マインド(心のメンテナンス)の六つの視点のワークショップを通じて、“社会人としての美しさ”を学ぶ。今回は279組(558人)の応募者の中から抽選で選ばれた新社会人15組30人が招待され、その中に混じってレクチャーを受けた。

 ◇初対面の印象を左右するのは「あいさつ」と「肌」

 ビジネスの場で、初対面の印象を左右するのは「あいさつ」と「肌」という考えから、まずは名刺交換のレクチャーが行われた。社会人として何度も名刺交換をしてきたが、「名刺交換で見られているポイントは、『顔』と『指先』」と説明され、ドキッとした。名刺を渡す距離では、特に「肌」が見られており、「肌はその人の生活態度を連想させる」といった耳の痛い言葉も……! 指先もささくれなどができないように「ハンドクリームでケアすることが大事」だという。

 ◇洗顔の基本を学ぶ 冷たい水も熱いお湯もNG

 初対面の印象をアップする美しい肌づくりのために、まず学んだのは洗顔方法。資生堂のヘアメーキャップアーティスト中山夏子さんは「洗顔前に手を洗うこと」「肌をこすらないこと。ダメージになるので、汚れとなじませて浮かばせて落とす」「顔を洗う水の温度はぬるま湯で」と三つのポイントを紹介。冷たすぎる水は「余分な皮脂を落としきれない場合がある」といい、熱いお湯は「肌に必要なうるおい成分まで落としてしまい、乾燥肌になってしまうこともある」という。

 そして泡立てのデモンストレーションへ。中山さんは、ぬれた手のひらに洗顔料を1センチくらい出し、「水を少しずつ足しながら、手のひらで泡立てます。空気を入れるような感じで、手首を回します。(水が)洗顔料と混ざったところで、一気に泡立てます」とポイントを説明した。

 普段、泡立てネットを使っている記者も挑戦。手のひらと指を使うだけで、ふわふわの泡ができ、自分でも驚いた。逆さにしても落ちないほどの弾力のある泡で、スタッフからほめられ、うれしくなる。

 さらに「泡のクッションを使って、手が肌に触れないように円を描くような感じで洗う」「Tゾーンや小鼻の横をしっかりと洗って」と指示があり、「(洗顔後に)タオルでごしごし拭くのはダメ。やさしく押さえるように」と顔のふき方までアドバイスがあった。

 ◇化粧水のつけ方 基本は「顔の中心から外へ」

 洗顔後に行ったのは化粧水のつけ方。中山さんは「化粧水を手に取り、ほおや額などの広い部分からはじめます。顔の中心から外側に向かって、顔の丸みにフィットさせ、顔のすみずみまで丁寧になじませます」という。「人差し指と中指と薬指で、ほほ、額、Tゾーン、あご先をぽんぽんぽんと軽く叩いて、パッティングすることが大事」だそうで、化粧水の浸透具合が変わってくると話した。乳液も同じ要領でつける。

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