あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
4月から新社会人となる女性を対象にした1泊2日の体験プログラム「オトナ女子への1泊2日の弾丸ツアー Beautyリゾート」が開催され、社会人歴○年の記者も、“社会人としての美しさ”を学ぼうと参加した。
◇ファンデーションは「均一に塗らない」
スキンケアの基本を学び、次はオフィスで好感度の高いトレンドメークを学ぶ。中山さんは、ファンデーションを「顔全体に均一に塗らないことが重要」という。
まず化粧下地を使って肌のきめを整え、ファンデーションは顔の場所によって塗り分ける。「顔の中央あたり、目の下あたりをしっかりとカバーする。額、鼻、口回りを適度にカバーする。フェースラインに向かってじょじょに薄くなるようにのせていく。そうすることで、自然な立体感が出て、小顔になる。厚塗り感もないです」とその技を伝授。新社会人でなくても改めて勉強になることばかりだ。
◇食事のマナーは箸の持ち方から
この日、三つ目のワークショップは、星野リゾートの渡邉径子さんが発酵食や温泉の入り方などをレクチャーした。なかでも、社会人として参考になったのは、食事のマナー。箸の取り方からレクチャーが行われ、(1)右手で箸を取る、(2)左手で箸を受ける、(3)右手で正しい持ち方に変えると説明された。
社会人歴を重ねてきたにも関わらず、はしの取り方についてきちんと考えたことがなかった記者は、新社会人の参加者と一緒に「なるほど」と感心。刺し身を食べる際、しょうゆがたれないように小皿を持ち上げることはOKだという。
また渡邉さんは日本食は「心と五感でいただくことが大事」とも話し、「もてなしの心に感謝を表す」「同席者への思いやりを忘れず」「器、盛りつけ、味をめでる」「料理から季節を感じる」ことが大切だとも話した。夕食の後は、パーティーが開催され、参加者たちは大いに楽しんだようだった。
◇ストレスに負けない心を作る 仕事の話をしながらの食事はNG
一夜明けて体験プログラムの2日目は、社会人の“大敵”「ストレス」に負けない心を作るための“自律神経のととのえ方”を学ぶ。短時間で体を温めるストレッチのほか、安眠のための眠る前のコツが紹介され、足指のストレッチを兼ねた「足指じゃんけんトーナメント」も行われた。
リラックスするためには、“社会人がやりがち”な、冷えたビールの一気飲みや、仕事の話をしながらの食事は良くないそうだ。有効なのは「息を4拍で吸い、8拍ではく深呼吸をする」「指先を刺激し、末端の血行をうながす」「体をじっくりゆっくりと温める」「リラックスできるマッサージやトリートメント、軽いストレッチで体をほぐす」「あたたかい飲み物をゆっくりと飲む」「家族、友人と楽しく食事する」ことだそう。
「(足は)全体重がかかって押し込められて、かまってもらえない。かわいそうでしょ?」と話す渡邉さんの言葉が印象的だった。
これで1泊2日の体験プログラムは終了。社会人の“先輩”ながら知らなかったこともあり、また再確認できることもあり、有意義な1泊2日となった。