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あべのハルカス:日本一高いビルグランドオープン 展望台も一般公開

 日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が7日、グランドオープンした。同ビルの展望台「ハルカス300」のオープン時には、事前販売のチケットを手にした100人が並んだ。展望台では、同ビルのキャラクター「あべのべあ」が、スタッフと共に出迎えた。埼玉県から来て一番乗りで入場した31歳の男性は、前日の午後10時半から並んだといい、「(一番乗りできて)うれしいです。ヘリコプターと同じ目線! 日本一の景色です」と大喜びした。

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 「あべのハルカス」は、展望台のハルカス300のほか、「セシルマクビー」など4ブランドがそろった複合型ショップ「Ailand(アイランド)」(国内初出店)など、女性向け服飾専門店が105店集まった「solaha(ソラハ)」、計9000平方メートルのデパ地下食品売り場など、総売り場面積が約10万平方メートルと日本最大規模の「あべのハルカス近鉄本店」をはじめ、「あべのハルカス美術館」、大阪マリオット都ホテル、オフィスを備え、高さ300メートルを誇る大阪の新ランドマーク。「ハルカス300」は、同ビルの58階、59階、60階の三層構造となった展望台で、気候条件が良ければ、京都から六甲山系、明石海峡大橋から淡路島、生駒山系、関西国際空港なども一望できる。入場料は、大人(18歳以上)2000円、中高生(12~17歳)1700円、小学生(6~11歳)1200円、幼児(4歳以上、3歳以下は無料)1000円。3月中は当日券を販売しておらず、ウェブページのみの販売となる。

 同展望台で行われたオープニングイベントでは、「日本一長い街つなぎテープカット」と題し、あべのハルカスを拠点として全長約3000mのテープで地域をつなぎ、地元の各地と約300人の子供たちがカットに参加。あべのハルカス内の5会場と地域の3会場の合計8会場で、午前10時に一斉にテープカットを行った。阿倍野区の花「もも」とABENOの「A」をモチーフとしたシンボルマークを施したテープは、イベント終了後、小さくカットし「ハルカス花リボンステーション」(あべのハルカス近鉄本店タワー館10階屋上広場)で、来場者にプレゼントされる(なくなり次第終了)。

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