「第37回日本アカデミー賞」で35年ぶり史上2人目の主演と助演のダブル受賞に輝いた女優の真木よう子さん
「第37回日本アカデミー賞」の授賞式が7日、東京都内で開かれ、映画「さよなら渓谷」(大森立嗣監督)に主演した女優の真木よう子さんが最優秀主演女優賞に輝いた。「そして父になる」で最優秀助演女優賞にも選ばれており、ダブル受賞となった真木さんは「本当にうれしいです! ありがとうございます!」と喜びを爆発させた。俳優による最優秀賞のダブル受賞は、1979年に第2回日本アカデミー賞で大竹しのぶさんが主演女優賞と助演女優賞で最優秀賞を獲得して以来、35年ぶり史上2人目の快挙となった。
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プレゼンターを務めた俳優の阿部寛さんから名前を読み上げられた真木さんは笑顔を見せ、「本当に『さよなら渓谷』の現場にいた、1人残らずの全ての人のおかげで、この賞を取れたと思っています。本当にうれしいです。ありがとうございます!」と歓喜の声を上げた。
「さよなら渓谷」は吉田修一さんの同名小説が原作。緑豊かな渓谷で起きた幼児殺害事件を発端に、とある夫婦の秘められた関係が浮かび上がる……というストーリー。真木さんのほか、大西信満さん、大森南朋さん、鈴木杏さんらも出演しており、第35回モスクワ国際映画祭では審査員特別賞を受賞した。
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