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綾瀬はるか:流ちょうなフランス語で“パリっ子”魅了 ルーブルでプレミア上映会

 女優の綾瀬はるかさんが5日(日本時間6日)、仏パリのルーブル美術館で行われた主演映画「万能鑑定士Q −モナ・リザの瞳−」(佐藤信介監督)のプレミア上映会に登場。映画のロケが行われた同美術館に“凱旋(がいせん)”した綾瀬さんが流ちょうなフランス語であいさつすると、集まった現地の観客ら約300人からは温かい拍手が送られた。

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 舞台あいさつの冒頭、綾瀬さんは「こんばんは。私は綾瀬はるかです。今日は来てくれてありがとうございます」と仏語であいさつ。さらに、「(撮影時の)パリの街は冬のアンニュイな感じ、そして今はキラキラしていて、いろいろな表情をした街並みは四季を楽しむ日本人の私の心にも響きます」と仏語で続け、「(物語の鍵となる)『モナ・リザ』の力も借りて、パリのみなさんの心にも響く映画になっていることを願っています」と流ちょうに語ってみせた。

 上映後には観客から盛大な拍手も湧き起こり、佐藤監督とともに喝采に応じた。観客からは「仏でもなかなかいない逸材」「魅力的な女優。世界でも活躍するだろう」「最初から最後まで彼女の動向に引き込まれた」などと綾瀬さんへの好意的な感想が寄せられた。上映会後には、綾瀬さんと佐藤監督はレセプションパーティーに出席。翌日には名画「モナ・リザ」と“対面”し、現地マスコミ向けの記者会見も行った。

 映画は、松岡圭祐さんの人気ミステリー「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズ(角川文庫)の「万能鑑定士Qの事件簿9」が原作で、日本とフランスを舞台にレオナルド・ダ・ビンチの名画「モナ・リザ」の盗難をめぐる陰謀などを描くサスペンス。綾瀬さんは、ルーブル美術館の臨時学芸員に選ばれた主人公の天才鑑定士・凜田莉子役を演じ、莉子とともに事件の謎を追う雑誌編集者の小笠原役を松坂桃李さんが演じている。ほかに、初音映莉子さんや村上弘明さんらも共演している。31日公開。

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