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女優の桐谷美玲さん、藤井美菜さん、高畑充希さん、有村架純さん、山本美月さんの5人が戦隊ヒーローとして活躍する映画「女子ーズ」(福田雄一監督)が7日に公開される。5人とも戦隊ヒーローは初挑戦で、福田監督のオファーに「ノリノリでした!」と口々に語り、撮影を楽しんだ様子。早くも続編を「やりたーい!」と桐谷さんは訴え、高畑さんも「毎週深夜だよ」と、映画ではなく深夜のテレビシリーズでの続編を望んでいた。そんな5人に、風変わりな戦隊ヒーロー映画の魅力を聞いた。
「女子ーズ」は、「勇者ヨシヒコ」シリーズや「コドモ警察」などで知られる福田監督の最新作。世界征服を企み、地球に襲いくる邪悪な怪人を倒すため、5人の女性が「女子ーズ」となり、疑問を感じながらも、世界の平和を守るという物語。桐谷さんは過剰に真面目な「レッド」、藤井さんはギャルっぽい「ブルー」、山本さんはお嬢様風の「ネイビー」、高畑さんは貧しい「イエロー」、有村さんが劇団員の「グリーン」を演じている。
福田監督の作品にオファーされたことについて、桐谷さんは「びっくりしましたが、すごく面白そう。コスチューム案を見ても、テンション上がる!」と興奮気味で、福田監督の舞台に出演経験がある高畑さんは「お話を聞いて、食い気味に『やります!』と言った」と前向きだった。また、有村さんも「内容を聞く前からノリノリでした」と福田監督の作品に出演する喜びを語った。コスプレ好きで知られる山本さんは「女の子5人が戦う時点で、もうノリノリ!」と笑顔だったが、「セーラームーンを想像していたから、コスチュームを見たときは、『あっ、なんか違う……』と思いました。あまりにもメンズが着るデザインだったので、新鮮だなと思った(笑い)」と衣装の第一印象を語った。
福田監督の演出について、「演技を面白がって撮ってくださる。笑い声の大きさでこのシーンが成功したかが分かったので、達成感がありました」と藤井さんは現場の様子を明かす。山本さんも「監督はキャストのことを信頼していて、すべて任せている感じがしました。たまに、『こういうふうにやってみたら?』と指示がありました」と語った。高畑さんは「直前の監督の(高畑さんも出演した舞台の)お仕事は、周りが男性ばっかりだったんです。この現場になったとたん、『俺、楽しくてしょうがないわ』と言ってたので、監督が幸せならいいやと思いました」と笑顔で振り返った。
女優、モデルとして幅広く活躍する5人の共演について、「相性はよかったよね」という藤井さんにうなずく4人。桐谷さんが「いいゆるさが出たのも、この5人だから」と話すと、有村さんも「むき出しの競争心のある子がいたらできなかった」と同意していた。
続編の話になると、5人は「毎週やりたい!」と口をそろえ、「朝だと下ネタが言えないから、深夜だね」や「戦いのシーンはまとめ撮りでね」などと具体的にプランを立てて、盛り上がっていた。