10日から放送を開始する連続ドラマ「同窓生」に桜井加奈子役で出演する三浦理恵子さん=TBS提供
日に日に暑さが増し、いよいよ夏本番! 梅雨明け後は、急な気温の変化や蒸し暑さで体調を崩さないよう、皆さん、気をつけてくださいね。
さて今回は、この時期だからこそ注目すべき健康と美容の基本! 冷え対策についてお話ししたいと思います。冷えは万病のもと。暑くなってくると忘れてしまいがちですが、夏もしっかりと冷え対策をして、体調を管理し、美肌を目指しましょう。
◇冷えを改善するための「よもぎ蒸し」
私は万年冷え性で、体は熱いなあと思っているのに、足先がすごく冷えていたり、おなか回りや腰回りが冷たかったりすることがあるんです。そのため、対策として前々からずっとやっているのが「よもぎ蒸し」です。
よもぎ蒸しは韓国の伝統ある療法で、裸に専用のマントを着て、穴の開いた椅子に座ります。椅子の中にはよもぎなどを入れたツボがあり、ツボを温め、スチームを浴びます。そうすることで全身から汗をかくことができ、体が温まります。
◇黄土を使ったよもぎ蒸しで効果アップ
よもぎ蒸しは、以前からいろいろなところには行っていたのですが、最近見つけて通っているのは黄土のよもぎ蒸しです。黄土の椅子を使ってよもぎ蒸しをすると、遠赤外線の効果が普通の何十倍~何百倍ぐらいあるといわれているんです。終わったあと、びっくりしたのが、顔の色が1トーンも2トーンも明るくなったことです。肌が白くなって、透明感が出ました。
またデトックス効果も抜群です。汗とともに、そのツボの中に自分のデトックスされたものがたまります。黄土のよもぎ蒸しの場合は、そのツボにたまったもので、例えば添加物を多くとったなあとか、その日の健康状態などがなんとなく分かるんです。
あとはよもぎ蒸しで汗をかいたらシャワーを浴びないでタオルでぬぐう程度にします。悪い物が全部流れてしまったあとの汗だから、汗自体にもよもぎのエキスが含まれていて、それによって肌がすべすべになっているので、シャワーを浴びない方がいいんですって。続けていくと、先生いわく、「水をはじくようになる」そうで、自分がもともと持っているものを引き出し、体の中のコラーゲン質などがよみがえるそうです。
◇手軽なよもぎ蒸しパット
時間がなかったりすると、わざわざよもぎ蒸しに行くのは難しいと思うんですけど、手軽にできる「よもぎ蒸しパット」が薬局やドラッグストアで販売されています。ナプキンと同じで、よもぎのエキスが入っているカイロのようなものをショーツに貼ります。そうすることで、全身が温まります。
私は疲れているときに、そのよもぎ蒸しのパットを貼って寝ます。そうすると翌朝、楽にすっと起き上がれるんです。これでしたら、普段オフィスにいるときや出かけるときにも手軽にできます。長時間、温かさが持続するし、手ごろなのでオススメです。
◇体が温まることで熟睡も
体が温まると気持ちも優しくなれるし、ちゃんと熟睡ができるようになりました。今まで10時間くらい睡眠をとらないと満足できなくて……。多分すごく眠りが浅いからずっと寝ていられたんだと思います。
でも、よもぎ蒸しを始めたことで、7時間の睡眠でもぐっすりと眠れて、朝の目覚めもスッキリするようになりました。きっと体の中の内臓がちゃんと温まっていて、体がほぐれているからだと思うんです。
◇体を温める基本は入浴
そして、体を芯から温めることで大事なのは、やっぱり入浴。時間がないとか、早く寝たいとか、なかなかゆっくり湯船につかって入らない人もいると思うんですけれど、そんなときは、歯磨きしている間やメークを落としている間だけでも、足湯に入ってみてください。足を温めるだけでもリラックスできるはずです。
体を芯から温めて、その日の疲れをその日のうちに取ることが大事です。
冷えは万病のもとですから、肌にも影響が出てくるし、便秘にもなったりもします。さらにそれが原因で病気になったり、太りやすい体質になったりもするので、とにかく夏でも油断せずに体を温めましょうね。
次回は、体を温める食べ物や家でも気軽にできる冷え対策をご紹介します。
心も体もキレイになって、毎日キラキラしましょう! できることは今からスタートですよ!
*……次回は7月23日に更新予定です。
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