あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
香りに関する商品の製造・販売を行う老舗の「日本香堂」は20日、グループ企業の南仏発フレグランスブランド「エステバン」の日本限定のフレグランス商品「カードフレグランス」の発売を開始した。名刺入れに入れて香りを楽しむ「名刺香」として使えるカード型で、男性向けの香り、女性向けの香り、男女向けの香りの計3種類がある。
「カードフレグランス」はエステバン30周年を記念して発売された。男性向けはスパイシーウッディの香りの「トンカ」、女性向けはフローラルグリーンの香りの「オルキデ」、男女向けはソフトウッディの香りの「サンタル」。「名刺香」として使えるほか、手紙の中に「文香」としてしのばせたり、手帳やノートにはさむなどして使える。5枚入りで1000円(税抜き)。
同日、東京・銀座の店舗「エステバン東京」で「新商品発売開始お披露目会」が行われた。日本香堂のエステバン営業部の保科裕之部長は「名刺入れに入れて『名刺香』として使うのがおすすめ。ただの香りでなく、ビジネスシーンで使えるツールになる」と紹介した。
商品開発のきっかけとして、プチギフトやビジネスシーンなど、思考やライフスタイルの習慣にマッチした商品の要望が多かったことを挙げた。今回発売した3種類の香りは日本のチームが開発。「生活スタイルで、使う香りや商品が変わってくるので、より日本に合った商品を作っていきたい。今後は『カードフレグランス』の香り(の種類)も増やしていきたい」と話し、「これまではインテリアショップなどでの販売だったが、アパレル、ステーショナリーなど新しい売り場の開拓ができる」と展望を語った。
「エステバン」は、南フランスで誕生したフレグランスブランド。ルームフレグランス、キャンドル、オードトワレなどを展開しており、現在は世界約40カ国で販売されている。96年に日本香堂のグループ企業となった。