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麻生久美子:1児の母は母親役にも意欲的 撮影中は「毎日甘酒」でキレイを意識

 女優の麻生久美子さん(36)が、9日にスタートするテレビ東京の連続ドラマ「怪奇恋愛作戦」(毎週金曜深夜0時12分)でドラマ初主演を果たす。「30歳過ぎてくるといかに健康に過ごすかがとても大事になってくる」といい、撮影現場では、共演の坂井真紀さん、緒川たまきさんと「何が体にいいのかとか、これを飲んでいるとかを薦め合った……」と“健康話”に花が咲いた様子。「体の内側からキレイじゃないとダメなんだろうなというのを、ここ最近より意識するようになりました」と語る麻生さんに、美しさの秘訣(ひけつ)や今後の抱負について聞いた。

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 ドラマは、麻生さん、坂井さん、緒川さんが演じる婚期を逃したアラフォー女性3人が、強力な“負のオーラ”に吸い寄せられるかのように、人造人間、吸血鬼、妖怪などによるさまざま怪奇現象に巻き込まれる……というホラーコメディー。劇団「ナイロン100°C」を主宰する劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(ケラ)さんが8年ぶりにテレビドラマの脚本・監督を務めており、ケラさんがシリーズ監督を担当するのは初。1960~70年代の怪奇空想ドラマと、80年代の恋愛トレンディードラマをミックスしたような内容になるといい、仲村トオルさんらも出演する。

 麻生さんは、ドラマの撮影現場を「常にワイワイガヤガヤしていて、いろんな人が好きにしゃべっていた。とても居心地がよかったです」と振り返り、笑顔を見せる。撮影中に気をつけたことは飲み物だったといい、「体調管理や肌のこともあって、甘酒を毎日朝飲んだり、ちょっと風邪をひきそうと思ったときは夜に多めに飲んだりしました。梅醤(しょう)番茶やデトックスティーを飲んだり、最近はにんじんりんごジュースとかを自分で作ったりしました」と紹介する。

 また週に1度のペースで水泳をしているといい、「プールの混み具合にもよりますが、(泳ぐのは)1キロ弱くらい。性格的に遠慮しちゃう部分があるし、ゆっくり泳ぐから、あんまり混んでるとやめちゃう」とマイペースに泳いでいる。自身を「本当にものぐさ」と表現しながらも、週に1回、筋トレをしているといい、「トレーナーさんについてもらって、全身バランス良く見ていただいています」という。続けることによって「だんだん体のラインが良くなってきて。そしたら楽しくなってきた」と変化を語った。

 2歳半の娘の母親として子育てにも励んでいるが、「前よりは体力がついたので、子供の遊びに付き合える範囲が広くなった。子供が走るので、走るしかないんですけどね」とにっこり。母親になってからの芝居での変化を聞くと「たぶんあるんだと思います。今そういう(母親らしい)役をいただいていないから、すごいやりたいんです」と意欲的。さらに今後について「すてきに年を重ねてお芝居していけたら(いい)。会う人、会う人をすてきだなと思っちゃうんですけど。仕事もしつつ、家庭も全力で頑張っていきたい」と語った。

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