蜷川実花：初のセルフポートレート展　原美術館で24日から

　写真家で映画監督の蜷川実花さんが、初めてのセルフポートレートを中心とした展覧会「Self−image」を24日から原美術館（東京都品川区）で開催する。蜷川さんの作品は鮮やかな色彩で知られるが、今回はモノクロ作品などで新たな魅力を提示するという。5月10日まで。

　同写真展は、セルフポートレートのほか、渋谷慶一郎さんが音楽を手がけた新作映像、蜷川さんが「（自分の）生身に近い」と語り、写真集「noir」（2010年）の発表後も撮影を続けている闇や影の部分に目を向けた作品群「noir」、東京・中目黒の目黒川に散った桜を約3時間撮影したという作品「PLANT　A　TREE」などを展示する。

　開展は午前11時～午後5時（毎週水曜は午後8時まで）。入場料金は一般1100円、大高生700円、小中生500円。