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三浦理恵子の美容ライフ:第61回 年の初めに……パリを再訪したい

 あけましておめでとうございます。

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 みなさん、お元気に新年を迎えられましたか? 昨年もこの連載を通していろんな経験をすることができ、私自身、勉強になることがたくさんありました。今年も少しずつですが、私なりに感じたこと、学んだことなどを、みなさんにお伝えしていけたらいいなと思っています。

 ◇習い事を始める年にしたい

 今年の目標を立てました!

 2015年というのは、星回り的に、習い事や文学的なことなど、興味があってもやってこなかったことを始めるのにいい年なんだそうです。私も、いよいよ語学の勉強をスタートしようと決心しました。そして近い将来、もう一度パリに行きたいと思っています。

 昨年生まれて初めてパリに行くまでは、例えばフランスで活躍していたブリジット・バルドーが好きだとか、ジェーン・バーキンがカッコいいとか、単純な憧れでしかありませんでした。それが昨年、メディカルアロマのスペシャリスト大工原忍さんにお会いして、興味があったアロマやハーブの世界をもっと知りたいと思ったんです。

 フランスはハーブやアロマオイルを取り扱っている薬局があり、欧州の中でも特に進んでいるんです。実際に薬局にも足を運んでみました。

 もちろん私が専門的なことを分かるようになるのには相当時間がかかると思いますが、まずは言葉を覚えることで、本場の人たちときちんと会話をしたり、自分がどんなものを欲しているかをちゃんと伝えられるようになりたい。ハーブやアロマオイルに限らず、ファッションや絵画など、漠然とした憧れの場所が手に取れるほど近くにある状況は今までなかったので、今がチャンスと思い頑張ってみようと思っています。

 ◇パリが私にくれたもの

 昨年、初めて訪れたパリは本当にすてきなところでした。映画などで見慣れた景色、知っている道、行きたかったお店など、実際に足を運んでみて感動したし、何より女の人たちがすごく自然体なんです。

 ベースメークだけで髪を一束にまとめているナチュラルな女の子がいたり、映画の主人公のように着飾ったマダムがいたり、カラフルなダウンにアグーブーツでカッコいい女の子がカフェでお茶を飲んでいたり、本当にさまざまだけれど、さまざまが受け入れられて、みんな強い意志を持っているなと感じました。

 街で道を聞いた現地の女性も、日本人とは感覚が違うというか、凜(りん)とした強さを感じました。「ここに行きたいけれど、分かりますか?」と聞いたときに、「おいで」って、連れて行ってくれる温かさもあれば、他に流されないファッションセンスを持っていたり、そこで生きて生活している自信を感じました。なんか懐かしいような、自分もこういう感じにしたいなってすごく思いました。自分の中にないものとあるものが融合してるというか……本当に居心地がよくて、私、きっと前世はここに住んでたって勘違いしたくらいです(笑い)。

 ◇やってみなければ分からない

 今度パリに行くときは、短期間で借りられるアパートメントを借りて、朝の市場で食べ物を買って自炊したり、実際にちゃんと生活をしてみたいです。そしてのちのちは、ハーブの効用やメディカルアロマの活用法について、少しずつ学んでいきたいと思っています。私が専門的なことを皆さんにお伝えしていくのは難しいと思いますが、こんないいものがあるよとか、私はこれを使ってよかったとか、そういうお話ができるようになれたら楽しいと思うので、今はそれも目標の一つです。

 何が正解で自分に合っているのか、本当のところはやってみないと分からないから、これまで忙しいからと横目で見ていたものを手元に引き寄せてみようと思います。何はともあれ、やってみないと何も生まれないし。何事もやったもの勝ちですよね! 

 次回からは、私がパリへ行く原動力にもなった大工原さんのサロンでのアロマオイルの調合体験をお伝えします。実際にみなさんの役に立つ情報をお話しできたらいいなと思っていますので、楽しみしていてくださいね。

 心も体もキレイになって、毎日キラキラしましょう! できることは今からスタートですよ!

 *……次回は1月28日に更新予定です。

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