ベネフィーク：新ベースメーク2月発売　温度変化による化粧くずれに着目

　資生堂は、化粧品ブランド「ベネフィーク」の新ベースメーク2種を2月21日に発売する。肌温度の変化による化粧くずれに着目したパウダリーファンデーションと化粧下地で、汗や皮脂、乾燥による粉ふきを防ぎ、つけたての仕上がりを長時間持続する工夫が施されている。

　二つのアイテムを重ね使いすることで密着感がよく、化粧もちのよさを高める。市場想定価格は、パウダリーファンデーションが4000円（以下、税抜き）、ケースが1200円、化粧下地が4000円。

　同社によると、夏の環境を想定した「高温」（33度、湿度70％に設定）と冬の環境を想定した「低温」（15度、湿度20％）の状況下で、ベースメークをして2時間経過した肌を調べたところ、高温になると粉浮き、脂浮き、ヨレ、ムラなどが目立ち、低温になると粉浮き、肌荒れ、粉っぽさが目立つ結果となった。また、一定の温度の状態よりも、温冷の温度変化があるほうが化粧くずれが進行しやすいことも分かった。